私はヤフオクがスタートした当初から利用しています。だからもう19年くらいになります。評価も2000くらいになっています。
ヤフオクは何かを買う時も安く買うことができたり、普段では見つからないようなものを手に入れられます。出品では不用品をリサイクルショップより高く売ることができます。
便利なヤフオクですが「いまいちやり方がわからない」と言う人もいるのではないでしょうか?今回は、ヤフオクのやり方、出品から落札までの流れについて簡単にお伝えします。
気になるものがあれば合わせてチェックしていただければと思います
目次
ヤフオクとは?
ヤフオクの主な特徴は下記の2つです。
- 個人で売買できる
- オークション
個人で売買できる・・・ヤフオクができる前は自分が持っている物を売るとなると、店舗に持ち込んでそこで売るしかありませんでした。そうなるとかなり値段が安く買い取られることになります。ヤフオクだったらちょっとの手数料だけなので店舗に売るより高く売れますし安く買えます。
オークション・・・一番の特徴はオークションと言うことです。ヤフオクは値段が上がっていくシステムになっています。フリマサイトのように出品者が決めた値段ではなく、入札者が値段をつけてより高値を付けた人が落札できます。(値段を決めたフリマ形式でも出品できます)
メリットとデメリット
メリット
ヤフオクには下記のメリットがあります。
- 何でも売っている
- 安く買える
- 高く売れる
- オークション形式が楽しい
- 面倒なやり取りが不要
何でも売っている・・・ヤフオクには何でも売っています。新品の物も売っていますし、中古の物もあります。日常使う物から、近くの店舗を探しても手に入らないような珍しい物も売っています。
安く買える・・・出品数が多くオークション形式だと思わぬ安値で手にいれられることもあったりします。
高く売れる・・・売り方を間違えなければ、一般の店舗に売るより高く売ることができます。
オークション形式が楽しい・・・フリマサイトのようにすぐには買えませんが、入札をして自分が最高落札者になった喜びはフリマサイトより大きいです。出品者としてはどんどん価格が上がっていくのが、楽しいですね。
面倒なやり取りが不要・・・今のヤフオクはほぼ会話なしで取引ができます。余計な気を遣わなくて済むので面倒なやり取りが苦手な人にはお勧めです。
デメリット
いいこともあるヤフオクですがデメリットもあったりします。
- 手数料がかかる
- メルカリに比べて少し複雑
- オークション形式だとすぐには買えない
- 自己責任
手数料がかかる・・・無料会員だと落札されたときに10%、プレミアム会員だと8.8%の手数料がかかります。でも一般のお店に売るよりは手数料を考えてもお得です。
メルカリに比べて少し複雑・・・オークション形式だったり、送料が別な出品が多かったり、ストアは消費税が別にかかったりしてメルカリに比べると少し複雑です。
オークション形式だとすぐには買えない・・・欲しい物を見つけてもオークション形式だとすぐに買うこととはできません。それに希望した価格で落札できるとは限りません。
自己責任・・・ヤフオクは自己責任です。何かトラブルがあっても自分で解決をしないといけません。損をするリスクもあります。
登録の仕方
ヤフオクを利用する前に下記の登録をしましょう。
- Yahoo!JapanのID登録(必須)
- Yahoo!ウォレットに登録(必須)
- 本人確認(必須)
- Yahoo!かんたん決済の登録(必須)
- Yahoo!プレミアム会員に登録(必須ではない)
- アプリのダウンロード(必須ではない)
Yahoo!JapanのID登録・・・ヤフオクを利用するには必ずヤフーのIDが必要です。
Yahoo!ウォレットに登録・・・クレジットカードや銀行口座を登録することで、ヤフオクのシステム利用料が支払えます。
本人確認・・・ヤフオクを利用するには本人確認が必須です。携帯やスマホを使って本人確認するモバイル確認が楽です。携帯やスマホがない人は、郵送による本人確認もできます。
Yahoo!かんたん決済の登録・・・支払いや受け取りのために必要です。
Yahoo!プレミアム会員に登録・・・ならなくても問題ありませんが、毎月の落札価格が42,400円を超えるようなら、プレミアム会員になったほうが得になります。それ以外にもプレミアム会員にはメリットがあります。
アプリのダンロード・・・アプリは必須ではありませんが、高値更新された場合や売れた場合など通知をしてくれるのであると便利です。
ヤフオクの手数料は?
落札するときの手数料はすべて無料です。
出品するときは、落札された場合に手数料がかかります。落札されなくて終わった場合は手数料は掛かりません。
落札された時の手数料は10パーセントです。プレミアムに登録すると手数料は8.8%になります。プレミアム会員は月額508円になりますので、毎月以上の落札金額が42,400円以上になる場合はプレミアムに登録したほうがお得です。
出品禁止の物と禁止行為
ヤフオクは何でも売れて自由度が高いのが特徴です。
壊れている物でも、壊れていることを明記すれば売ることができます。
ただし出品禁止の物や禁止行為もあります。
主な出品禁止の物は下記になります。
- タバコ
- 医薬品
- 動物
- 転売目的のチケット
- 中身のわからない福袋
- 違法な物
主な禁止行為は下記になります。
- 併売
- 現物が無い物の出品
- ○○様専用
- 衣類で人物が写っている画像
- 自分勝手なキャンセル
- 送料を実際より多く請求する
落札編
まずは落札から始めよう
利用登録が完了したのでこれでもちろん出品ができますが、まずは落札から始めましょう。
出品より落札のほうが楽ですし、新規の出品者はなかなか入札が入りません。
特に値段の高いものだと新規の人から買うのって怖いですよね。
ヤフオクって評価のない人が出品しても、なかなか落札されなかったり落札されても安値で終わることになります。
まずは落札で評価を集めましょう。値段が安いものを出品するなら10くらい評価を集めたいですね。
1万円以上の物を売るなら30くらいの評価は欲しいところです。(もちろん絶対にダメとは言いません。多少安く落札されてもいいから、落札よりも出品から始めたいというのは自由です。ただ不利なのであまりお勧めはしません)
ヤフオクと通販の3つの違い
ヤフオクは落札するだけなら、Amazonや楽天のような通販と似ているようで大きな違いが3つあります。この違いを理解しないでヤフオクを利用するといろいろ問題が起きてきます。
まずは以下の3つの違いを理解しましょう。
- 個人の取引
- オークション
- 評価システム
個人の取引・・・ヤフオクと通販の大きな違いは、個人の取引だということです。大手の通販の場合は、何かあった場合は補償があります。Amazonなどは個人の出品者もいますが、問題があったらAmazonが補償してくれますし30日の返品補償があったりします。
ヤフオクは通販ではないので、基本的に返品は認められません。商品に問題があった場合も、出品者さんとの話し合いになります。
もし詐欺や商品に問題があってもヤフオクは一切何もしてくれません。購入するときは相手の評価を確かめて、信用できる人から購入することにしましょう。
ヤフオクは自己責任ですが、その分の安く買い物ができると思ってください。
オークション・・・ヤフオクでは通販と違って値段が決まっていません。高値を付けた人が落札をすることができます。いくらで入札をするか?いつ入札をするのか?などいろいろ工夫することになります。
評価システム・・・ヤフオクでは買った場合も売った場合も、評価をつけあうことになります。この評価が非常に重要になってきます。ヤフオクは悪い評価の人と取引をするのは避けられます。
いい加減な取引をしていると悪い評価をつけられて、出品してもなかなか売れなかったり、安い値段で終わってしまったりします。
落札するときも、入札を削除されたり入札を拒否されたりすることになります。できるだけ悪い評価をもらわないようにすることを心がけましょう。
落札の仕方
欲しい商品を見つける
まずは欲しい商品を見つけなければいけません。欲しい商品を見つける方法は大きく分けて2つです。
- 検索する
- カテゴリーから並び替える
検索する・・・まず欲しい商品が決まっているなら商品名を打ち込んで検索をしてみましょう。検索をすれば目当ての商品が表示されます。
ただ数が多い場合などは、終了時間で並び替える、価格で並び替える、即決価格で並び替える。
などをして目当ての物を探すようにしましょう。
カテゴリーから見つける・・・そのカテゴリーを見てみましょう。終了時間で並び替える、価格で並び替える、即決価格で並び替える。などをして目当ての物を見つけましょう。
気になる商品を見つけたら
気になる商品を見つけたらウォッチリストに登録しましょう。ウォッチリストに登録すればあとからウォッチリストを見ることですぐに見つかります。
過去相場を調べる
過去その商品がいくらくらいで落札されているのか調べてみましょう。過去相場を参考にして入札価格を決めれば、無駄に高値をつけなくて済みます。
入札の仕組み
ヤフオクは即決価格が決まっているもの以外は、高値を付けて入札した人が落札できます。自動入札と言うシステムになっています。たとえば現在価格1000円の商品があった場合に10,000円で入札すると、現在価格は1000円で入札されます。もし誰かが2000円で入札すると自動的に2100円に更新されます。
もし現在価格1000円で自分が10,000円で入札をしていても、他の人が誰も入札していなければ1000円で落札できます。
この他にも終了5分前に入札すると、終了時間が5分延長される仕組みになっています。
入札するときの注意点
欲しいものを見つけたでもすぐに入札してはいけません。安易に入札するとあとあと後悔することになります。
入札する前に以下のことに気をつけましょう。
- 評価を見る
- 商品説明をよく読む
- 総額はいくらになるのか?
評価を見る・・・評価をチェックしましょう。悪い評価の多い人から落札すると発送が遅かったり状態が悪かったり、ひどい場合には振込んだのに送られてこなかったりします。落札する前に出品者さんの評価はしっかり確認しましょう。
商品説明をよく読む・・・商品説明をよく読みましょう。よく読んだら不具合があったり欠品があったりする場合もあります。なかには商品説明に新規の人はお断りと書いている人もいます。入札すると入札を取り消されたり落札しても削除される可能性があるので、そういう人の出品には入札しないようにしましょう。
総額はいくらになるのか?・・・入札価格とは別に送料がかかります。大きい物や遠くの地域の人だと思ったより送料がかかってしまいます。ストアだと別途消費税がかかることもあります。価格だけを見ないで総額がいくらになるのかを、チェックしましょう。
落札後の流れ
無事に落札された。落札出来た後の流れは以下のようになります。
- 住所の連絡
- 出品者から送料の連絡
- 振込み
- 出品者が発送
- 届いたら状態を確認して受け取り連絡
- 評価をする
すべてクリックで対応できるので簡単です。あいさつなどは不要です。
出品編
出品はいつから?
落札である程度評価がたまったら出品をしてみましょう。評価は30くらい欲しいところですが、値段の安い物でしたら10くらいの評価でも出品しても構いません。
出品する物
いきなり高額なものを出品するのはやめておいた方がいいですね。ある程度慣れてきたらにしましょう。まずは手元にある不用品を出品してみましょう。
本、CD、ゲーム、フィギュア、家電製品、など基本的には何でも売れます。
出品方法
出品する物が決まったら実際に出品してみましょう。
出品するときの手順は以下の通りです。
- 写真を撮る
- 過去相場を見る
- 商品説明を書く
- 価格設定をする(即決かオークション)
- 出品する
写真を撮る・・・写真はなくても出品できますが、ないとなかなか売れません。写真は商品の状態だけではなく実際に持っていることを示すための証明として必要になります。
過去相場を見る・・・過去相場を見ていくらで売れた実績があるのか調べてみましょう。
タイトルや商品説明を書く・・・商品のタイトルを決めてましょう。商品説明は商品の詳しい説明や状態、付属品の有無などを書きましょう。過去相場を見たとき他の人のページを参考にしましょう。
価格設定をする・・・即決にするかオークション形式にするかなど開始価格を決めましょう。安値スタートにするより最低限この値段で売れて欲しい。と言う価格からスタートにしましょう。
発送方法や送料を調べる・・・どんな方法で発送するか決めましょう。梱包したときに大きさや重さがどれくらいになるか調べておきましょう。
出品する・・・すべての準備が整ったら出品しましょう。出品したらあとは落札されるのを待つだけです。
落札されたら
落札されたら以下の流れになります。
- 落札者から住所の連絡されたら送料の連絡
- 振込まれたら梱包して発送
- 発送通知と評価
- 受け取り連絡されて振込まれる
落札者から住所の連絡されたら送料の連絡・・・住所の連絡があったら送料の連絡をしましょう。送料込みや送料が決まっている場合は連絡は必要ありません。
相手の住所によって送料が変わる場合があるので、間違えないように連絡をしましょう。
振込まれたら梱包して発送・・・梱包するときは壊れないように梱包しましょう。
発送通知と評価・・・発送したら発送通知と評価をしましょう。
受け取り連絡されて振込まれる・・・受け取り連絡されると実際に自分の口座に売り上げが振り込まれます。
まとめ
落札も出品も最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば簡単です。ただヤフオクはいろいろと奥が深いです。
出品者としては高く売るための工夫をするとより高く売れます。落札者としては安く買うための工夫をするとよりお得に買うことができます。