私はヤフオクがスタートした当初から利用しています。最近はメルカリが人気がありますがメルカリのようにすぐに買えるフリマも便利ですが、オークションはすごく安く買えることもあったりします。
それはヤフオクの入札と言うシステムのおかげなのかもしれません。今回はヤフオクの入札の仕方と注意点についてお伝えします。
目次
ヤフオク入札の基礎
自動入札とは?
まずはヤフオクの入札のシステムについて理解しておきましょう。
ヤフオクでは自動入札と言うシステムが採用されています。メルカリのように現在の価格で買えるわけではありません。
現在価格が安くても欲しい人が入札すると、徐々に値段は上がっていき終了時間までの間に、最終的に一番高値を付けた人が落札できます。
具体例
現在価格が1000円の商品がありました。5,000円で入札しました。終了時間まで他の人が入札しなければ価格が上がらないので1000円で落札できます。
もし他の人が3000円で入札したとなると、現在価格が3100円になってさらに入札する人が現れなければ3100円で落札できます。
自動入札について詳しくはこちらも参照してください。
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自動延長とは?
ヤフオクでは5分前に入札があって価格が上がると終了時間が5分延長されます。だから終了時間に必ず終了するわけではありません。一度だけでなく入札があるたびに5分延長されます。
具体例
21時00分終了のオークションがありました。20時56分に入札すると終了時間は5分延長されて、21時05分になります。21時00分を過ぎたから落札できたと思っても終了していないので他の人が入札してきて、高値更新されることがあります。
入札したものは終了時間になっても安心しないで、自動延長されていないか確認しましょう。
自動延長は出品者が外すこともできますが、初期設定で自動延長ありになっているのでほとんどの人が付けています。
即決とは?
ヤフオクにはオークションだけでなくメルカリのように即決の商品もあります。即決とはその価格以上の値段で入札すると即落札になるシステムです。
具体的には下記の4つの形式の出品があります。
- 即決のみ(フリマ)
- オークション形式
- オークション+即決
即決のみ(フリマ)・・・メルカリと同じように現在価格ですぐに購入することができます。
オークション形式・・・入札することで値段が上がっていきます。自動延長がなければ終了する時間まで待つことになります。
オークション+即決・・・オークション形式と即決が合わさった形式になります。基本はオークションですが即決価格以上の価格で入札すると即落札になります。
過去相場を調べる
いくらかで落札できそうか?いくらで落札できれば得なのかを調べる方法として過去相場を調べることが大切です。
検索した後右側にある「○○の落札相場を調べる」をクリックすると過去3か月のヤフオクの落札相場を調べることができます。
入札する前に見るところ
欲しい商品があってもいきなり入札するのはやめましょう。必ず下記をチェックしましょう。
- ストアの消費税
- 送料はいくらか?
- 評価を見る
- 商品説明を読む
- 写真をよく見る
- わからないことは質問する
ストアの消費税・・・ストアは消費税がかかることがあります。現在価格の隣にある税込み価格を見逃さないようにしましょう。
送料はいくらか?・・・ヤフオクでは送料が別にかかります。「安く買えた」と思っても大きいものなどは、送料が意外に高かったなんてこともあります。
評価を見る・・・出品者情報の評価を見てみましょう。評価がパーセンテージで示されています。総合評価の数字をクリックして評価の内容もチェックしましょう。悪い評価とどちらでもないの評価をチェックしてみましょう。
商品説明を読む・・・商品説明をよく読みましょう。なにか大きな傷や傷みはないか?付属品はすべてあるのかなどチェックしましょう。自分の評価が新規のときは商品説明に「新規お断り」の表記がある人には入札するのはやめましょう。新規お断りについてはこちらを参考にしてください。
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写真をよく見る・・・写真を見て傷や汚れがないかチェックしましょう。付属品があるかもチェックしましょう。
わからないことは質問する・・・なにかわからないことがあったら必ず質問をしましょう。多分大丈夫だろうという気持ちで落札するのはやめましょう。ヤフオクの質問についてはこちらを参考にしてください。
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入札するを取り消す方法はあるの?
入札したけどもっと安い物を見つけてしまった。よく見たら送料が思ったより高かったなど入札をキャンセルしたくなる時もあると思います。
でも入札したら入札者は取り消すことはできません。オークションのシステムとしてそうなっています。
だから入札する前には必ず上記のことをチェックしてから入札するようにしましょう。
でもやっぱり入札を取り消したい。そんな時は出品者さんにお願いして取り消してもらいましょう。(基本的には入札キャンセルはしないようにしましょう)
入札キャンセルについてはこちらを参照してください。
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入札の手順
ウォッチリストに入れる
すぐに入札してもいいのですが、基本的には入札する前にウォッチリストに入れておきましょう。ウォッチリストに入れることで他の出品物と比較検討ができます。
商品一覧からウォッチリストに入れる方法は星のマークをクリックして、色が黄色く変わったらウォッチリストに登録されています。
あるいは商品ページのウォッチをクリックすることでも登録可能です。
比較検討したら実際に入札をしてみましょう。
入札する
商品ページを開いて入札するをクリックします。
金額を入力して、確認するをクリックしましょう。
ガイドラインに同意して入札するをクリックして入札完了です。
他の人が高値を付けていなければ、現在の最高入札者になります。
他の人が高値を付けていると次のような表示がされます。
再入札を繰り返すと徐々に価格が上がっていきます。
入札できても、価格は終了間際に上がることが多いです。事前に自分が出してもいい金額まで入札しておくか、もしくは終了間際に入札できるなら終了間際に確認をしましょう。
落札出来たらメールが登録したアドレスに届きます。あるいは終了時間になったらマイオークションの落札から確認してみましょう。
まとめ
- ヤフオクは自動入札で終了時間までに一番高値を付けた人が落札できる
- 5分前に入札すると5分延長される
- 自動入札以外にも即決や値下げ交渉もある
- 安く買うためには過去相場のチェックは必須
- 入札前に、ストアの消費税、送料、評価、商品説明、写真のチェックは必ずする
- わからないことは質問をする
- 入札は自分では取り消せないので慎重にする
メルカリに比べるとヤフオクシステムは少し複雑ですが、思わぬ安値で買えたり、逆に最後に高値更新されたりいろいろ駆け引きを楽しめます。