ヤフオクとメルカリ
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僕はヤフオクによく出品していますが、メルカリにも出品することもあります。最近はメルカリも人気がありますよね。

似たようなサービスなので「どう違ってどっちが良いのかわからない」という人もいるのではないでしょうか?

ヤフオクにはヤフオクのメルカリにはメルカリのそれぞれいいところがあります。

今回はヤフオクとメルカリの違いをお伝えします。

ヤフオクとメルカリつ8の違い

ヤフオクとメルカリは個人が一般の人に物を売ることができる、似たようなサービスですがいろいろ違いがあります。

その違いは下記の8つです。

  • 手数料の違い
  • 出品方法の違い
  • 販売方法の違い
  • 業者の出品が可能かどうか
  • ローカルルール
  • 利用者の年齢や性別
  • オプションの有無
  • 商品ページの違い

それぞれの違いについてみてみましょう。

手数料の違い

手数料
ヤフオク プレミアム会員は8.64%(月額税抜462円)、非プレミアム会員10%
メルカリ 10%プラス振込手数料200円

メルカリの手数料は10%です。ヤフオクの手数料はちょっと複雑でプレミアム会員以外は10%、プレミアム会員は8.64%で月額税抜462円がかかります。このため落札金額が36,700円を超えるとプレミアム会員登録したほうが得になります。

毎月36,700円の落札金額に達する人は、ヤフオクのプレミアム会員のほうが手数料は安くなります。

ただし商品がいくらで落札されるかによっても変わってくるので、落札相場の比較も大切です。

支払われた後は一度メルカリやヤフオクが受け取ります。それを受け取るための手数料はメルカリは200円かかります。(まとめて受け取ることが可能です)ヤフオクはジャパンネット銀行でしたら無料です。

このためヤフオクの無料会員でもメルカリのよりは手数料が安いです。

出品方法の違い

出品方法の違い
ヤフオク パソコンから出品したほうが便利
メルカリ スマホから出品したほうが便利

ヤフオクはパソコンから出品、メルカリはスマホから出品と思われがちですがヤフオクもスマホから出品することもできますし、メルカリもパソコンから出品することもできます。

ただし、やはりヤフオクはパソコンから出品したほうが便利で、メルカリはスマホから出品したほうが便利です。

ヤフオク

ヤフオクの特徴は文字装飾ができることです。即売君などのテンプレートを使って出品したほうがわかりやすい商品ページを作れます。

もしスマホから出品した場合は即売君を使うことはできなくて、文字装飾ができなくなります。

他のパソコンから出品している人と差が出てしまいます。文字を打つのもスマホよりもパソコンからのほうが楽です。

メルカリ

メルカリの場合はやはりスマホから出品するのが便利です。

メルカリの便利な機能がバーコードを読み取って出品することができることです。(本、CD、DVD、ゲームソフトのみ)これはヤフオクのアプリにはない機能です。

バーコードを読み取ると、その商品の情報がタイトルと説明文に表示されます。さらに出品するときの参考価格まで表示されます。(あまり信頼しすぎはよくありません)

あとは細かい情報を付け足すだけなので簡単です。

これがパソコンから出品した場合は、写真をパソコンに移動してタイトルと説明文を打ち込まないといけません。

本、CD、DVD、ゲームソフト以外の物はバーコードを読み取れませんが、長い説明文を書くわけではなくてスマホでの文字入力に慣れていれば簡単に出品できます。

それにメルカリはパソコン版だと一部機能に制限があります。

  • ゆうゆうメルカリ便と大型らくらくメルカリ便は購入できない
  • 評価の詳細をみることができない

ゆうゆうメルカリ便と大型らくらくメルカリ便は購入できない・・・ゆうゆうメルカリ便と大型らくらくメルカリ便はアプリ版でしか購入できません。

評価の詳細をみることができない・・・「良い、普通、悪い」の評価の数は見ることができますが、評価のコメントを見ることができません。悪い評価の内容がわからないって不安ですよね。

販売方法の違い

販売方法
ヤフオク オークション形式(即決もできる)
メルカリ 即決のみ

ヤフオクがオークション形式なのに対してメルカリはすべて即決価格です。ヤフオクもスタート価格と即決価格を同じにして出品することもできますが、全体的にはオークション形式のほうが多いですね。

このためたとえ即決価格で出品しても、落札する人はオークションが終了する時間が多い21時から23時に検索する人が多くなります。終了時間が近い順に検索することが多いので、メルカリに比べてヤフオクは落札されるまでに時間がかかります。

このため売れる期間で言えばメルカリです。

ただし値段が上がることはないので、相場のわからないものは値段設定が難しかったりします。

それに安値からスタートして値段が上がるのを楽しむ、というゲーム性に欠けるところもあります。

あとヤフオクの出品には期間があります。

メルカリは一度出品したら落札されるまでずっと出品され続けます。(落札者なしで終了させることはできます)

メルカリはすべて即決価格なので、いつ売れるか予測できません。

ヤフオクは即決をつけずにオークション形式にすれば、自分の都合のいい日や時間に終了させることができます。

業者の出品が可能かどうか

業者の出品が可能かどうか
ヤフオク 業者もOK
メルカリ 個人のみ

メルカリは業者の出品が禁止されています。すべて個人の取引になっています。ヤフオクはストアの出品者がいるのとは対照的ですね。

メルカリがどうやって業者かどうか判断しているかと言うと、同じカテゴリーに大量に出品すると出品しても圏外に飛ばされるようになっています。

このため同一カテゴリーにたくさん出品するのには向いていません。

ローカルルール

ローカルルール
ヤフオク 新規お断りなどがあるけどそこまで多くはない
メルカリ 細かいローカルルールが多い

ヤフオクにもメルカリにも公式のルールではなく独自のローカルルールがあったりします。

ヤフオクで有名なのが新規お断りですね。新規の人を断る人が多くいます。新規お断りはメルカリでもないことはないようですが、ヤフオクに比べたら割と緩いみたいです。

ヤフオクの新規お断りについては、こちらを参考にしてください。

ヤフオクの新規はお断りの理由!どうすれば落札できるのか教えます

対するメルカリにはメルカリ独自のルールがあったりします。

  • ○様専用
  • プロフィール必読
  • 即購入禁止
  • 値下げ交渉

○様専用・・・専用ページを作って特定の人だけに落札してもらう出品方法です。

プロフィール必読・・・購入前にプロフィールを読んでくださいと言う人も多いです。読まずに購入するとトラブルになったりすることもあります。

即購入禁止・・・即購入を嫌がる出品者も多いです。購入前にコメントをしてから購入をしないといけないルールを設ける人もいます。ヤフオクの新規お断りと似たような感じですね。

値下げ交渉・・・ヤフオクにもごくまれに値下げ交渉の質問がありますが、メルカリはもっと頻繁に値下げ交渉が行われます。それにヤフオクの質問は回答するまで他の人は見ることができませんが、メルカリは回答をしなくても他の人も見ることができます。このためヤフオクは値下げ交渉があっても無視できますが、メルカリは無視できないことはないけどちょっとしづらい感じがします。

ヤフオクにも独自ルールがありますが、メルカリのほうが面倒な感じがします。

利用者の年齢や性別

利用者の年齢や性別
ヤフオク 30代や40代が中心、男性が多い
メルカリ 10代や20代が中心、女性が多い

オークションのヤフオクとフリマアプリのメルカリでは年齢層などが違います。

ヤフオクは30代40代以降の男性が多いのに比べて、メルカリは10代、20代の女性の利用者が多いようです。

このため主婦向けの物や若年層向けの物は、メルカリが向いているかもしれません。

オプションの有無

オプションの有無
ヤフオク オプションあり
メルカリ オプションなし

メルカリにはオプションがないのに比べてヤフオクにはオプションがあります。

注目のオークション・あなたへのおすすめコレクションなどオプションを利用することによって、他の出品より目立つことによって、高く落札されることがあります。

ただしその分手数料がかかるので、必要かどうかは微妙なところですね。

商品ページの違い

商品ページの違い
ヤフオク 文字装飾やテンプレートが使える
メルカリ シンプル

ヤフオクはテンプレートを使ってカラフルにしたり、文字を大きくしたり色を変えたりすることができます。

なにか強調したいことがある時など、文字の色を変えたり大きさを変えられるのは便利です。

メルカリは非常にシンプルです。文字装飾などができない反面、文字装飾などをしなくてもいいので楽と考えることもできます。

選ぶポイントは?

ヤフオクかメルカリか?どちらで出品すればいいか選ぶポイントについてお伝えします。

どちらが高く売れるのか?


出品するときに一番気になるのがどちらが高く売れるかですよね。手数料が多少違うのでそれを考慮しなければいけませんが、個人的にはどちらが高いというのはないかなって思います。

ただし物によってはヤフオクのほうが高く売れたり、メルカリのほうが高く売れたりすることもあります。

自分が多く出品する物の過去相場を見て、手数料を考慮してどちらの方が高く売れるか調べてから出品すると良いでしょう。

早く売れるのはどっち?


すべての物が即決価格のメルカリのほうが売れやすかったりします。ヤフオクは終了時間の少ない物から検索する人が多いので、売れるまでにある程度の時間がかかります。

ヤフオクは安値スタートをすれば確実に売れるので、それを考えると早く売れるとも言えます。(ただし安値スタートは相場以下になることが多いです)

売る手間はどっち?

終了時間を決めなくていいしオプションもない。文字装飾をしなくてもいいとシンプルなので一回のみ出品して簡単な説明文をスマホで書く場合はメルカリのほうが楽です。

特に本、CD、DVDなどはバーコードを読み取ることができるメルカリが便利です。

ただしヤフオクの場合は即売君を使ってテンプレートをパソコンに保存できるので、長く説明文を書きたいとか何度も同じもの(同じような物)を出品するのに向いています。

あとはヤフオクはほぼ挨拶不要で会話しないで取引できるのに比べて、メルカリは値下げ交渉や買う時や売る時もやり取りするのが慣例になっています。それが面倒と言う人はヤフオクのほうが向いています。

僕がメルカリよりヤフオクを選ぶ理由


ヤフオクとメルカリどちらがいいかは人それぞれです。ただ僕はヤフオクのほうが好きですね。

その理由は下記の4つです。

  • 値下げ交渉がほぼない
  • コメントのやり取りが必要ない
  • 相場のわからない物も出品したい
  • ゆうパックで発送したい

値下げ交渉がほぼない・・・値下げ交渉はメルカリだと結構頻繁に来ます。ヤフオクはたまにしかありませんし、質問は返事をするまで非公表です。

コメントのやり取りが必要ない・・・メルカリのローカルルールで、コメントを頻繁にやり取りしないといけないのが結構面倒です。それに比べてヤフオクはコメント不要です。

相場のわからない物も出品したい・・・基本は即決価格ですがやはり相場のわからないものは、最初はオークション形式で出品したいですね。

ゆうパックで発送したい・・・メルカリは送料込みが一般的です。落札者負担だと売れづらいです。コンビニで発送する発送方法は全国一律料金ですが、ゆうパックだと地域で送料に差が出ます。わざわざコンビニで発送するのが面倒なんです。

購入者の立場ではどう違う?

購入者の立場
ヤフオク 落札するのに時間がかかる。ただしオークション形式だから安く落札できる可能性がある
メルカリ すぐ購入できる。ただし安く落札できる可能性は少ない

購入者の立場ではヤフオクとメルカリどう違ってどちらがいいのでしょうか?

一番の違いはヤフオクはオークション、メルカリはすべて即決と言うことです。

ヤフオクはオークション形式なので、上手くすればすごく安く落札できることもあります。(相場は高いけど欲しいと思っている人があまり多くない場合など)

ただし購入できるかどうかはわかりません。それにオークション終了まで待たないといけないので、落札するまでに時間がかかります。

メルカリはすべて即決なのですぐに買うことができます。その代わりに安く変えることはあまり多くはありません。

どっちがいいかは何とも言えませんね。時間があるならどちらか決めないで、両方をチェックしてみてもいいでしょう。

まとめ

ヤフオクとメルカリどっちを選ぶのがいいかと言うと不用品を手軽に売りたいならメルカリが向いています。

ビジネス(仕入れたものを売る)ならヤフオクが向いています。

購入者とのやり取りが面倒ならヤフオクです。購入者とのやり取りが好きならメルカリのほうが向いています。

相場がわからないものも、オークション形式で売ることのできるヤフオクが向いています。

物によって相場が違うので、どちらが高く売れるか調べてから売る場を選ぶのもありです。

面倒だったらどちらか自分に向いているほうを選ぶようにしましょう。