ヤフオクで入札したけど、終了時間になっても終わらないで値段が上がっていく。あるあるですよね。それはヤフオクの自動延長と言うシステムです。
ヤフオクはできた当初からいろいろなシステムの変更がありましたが、これはヤフオク当初からあるシステムです。
それだけヤフオクにはなくてはならないシステムなんですね。ちなみにメルカリにはこのシステムはありません。まあ当然ですよね。メルカリはすべて即決ですから。
今回はヤフオクの自動延長を、入札者と出品者の立場でいろいろ考えてみたいと思います。
目次
自動延長とは?
オークションの終了時間までの5分間に入札が入ると、終了時間が5分間延長するシステムです。
入札があるたびに何度でも終了時間は延長されます。
画像の下の終了時間の下に自動延長がありかなしか記載されています。
出品するときに自動延長ありに自動的にチェックが入るので、ほとんどのオークションが自動延長ありになっています。
入札者にとっての自動延長
自動延長はうざい?
自動延長があると入札者が競う限りいつまでたっても、オークションが終了しません。
出品者としては高く売りたいわけですから、便利な機能なわけです。ただ落札者としては嫌な機能ですよね。
「自動延長がうざい」なんて言う意見も聞いたりします。
でも見方を変えれば終了間際に高値更新されて、他の人に落札されないで済むので公平と言えば公平かもしれません。
こんなことならもっと高く入札しておけばよかった。なんて後悔はあまりしないで済みます。
もし自動延長がなかったら
もし自動延長がなかった場合は、たとえば現在価格が5000円の商品があったとします。
誰も入札していないので自分が5000円で入札した。
終了1分前になっても誰も入札してこない。「これなら5000円で買える」と思っていて、オークションが終了したら5250円で別の人が落札している。
悔しいですよね。
自動延長があれば、終了時間に確認したら5250円になっていても自動延長されるので、もっと高い値で入札するかどうか考えることができます。
そう考えると入札者にとっても必ずしも悪いシステムとは言えません。
入札のタイミングはいつが最適?
ただし熱くなりやすい人は要注意です。高値更新されるたびに熱くなって思わず予算を超えてしまって後悔する。そんな人はちょっと入札方法を考えましょう。
方法としては2つあります。
- 入札したらあとは見ない
- 自動入札ツールを使う
入札したらあとは見ない・・・この値段までなら入札してもいい。と言う価格で入札して後は見ないことです。あまり早く入札するよりは終了1時間とか2時間前に入札すると良いでしょう。
自動入札ツールを使う・・・オークファンの自動入札ツールを使う方法もあります。こちらも終了1時間とか2時間前に設定しておいて、終了6分前に入札するようにしておきましょう。
※入札の最適なタイミングについてはこちらの記事をご覧ください。
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自動延長のない物は安く買えるか?
「自動延長が無い物は安く買えるから、自動延長の設定されていないものを狙いましょう」と言うことを言う人もいます。
実際はどうなんでしょうか?確かに自動延長のない物は、相場より安く変えることもあります。ただ必ず安く買えるわけではありません。
それなりの値段になることも多かったりします。そもそも自動延長のない物は少ないです。自動延長のある物でもタイミングによっては安く終わることもあります。
わざわざ自動延長のない物を探して入札するより、関係なくウォッチリストに入れて入札したほうが結果的に安く買えることになります。
自動延長のない物を、わざわざ探して入札する必要はありません。
出品者として自動延長
自動延長はあったほうがいいか?
自動延長はオークション形式ならあったほうがいいでしょう。出品するときにチェックを外さない限りは自動延長になります。
このためほとんどのオークションが自動延長ありになっています。
入札する人も終了間際に入札するにしても、ある程度考えてから入札することになります。
自動延長なしで終わってしまうと、多少安く終わることもあります。
自動延長はありかなしかで言ったら自動延長ありのほうがいいでしょう。
自動延長なしのメリットってあるの?
ごくまれにですが自動延長なしで出品する人もいます。わざわざ自動延長のチェックを外して出品するわけですから、何らかのメリットがあるということになります。
そのメリットは自動延長がなければ時間どおりに、オークションが終了します。
何か用事があったりする人などは、その時間にきっちり終わって欲しいから自動延長なしにしていると思われます。
もしくは何か間違えてチェックを外してしまった可能性もあります。
間違えて自動延長なしにしてしまった場合
自動延長は自動的にチェックが入っているのですが、何かの拍子にチェックを外して出品してしまうことがあったりします。
すぐに気付いた場合は、オークションを取り消して再出品すれば問題ありません。
でもしばらくたって気づいてもう入札が入ってしまった。こんなこともあったりします。この場合は出品を取り消すと出品取消システム利用料が540円かかります。
そこでこんな時は、自動延長がないこと入札する人に知らせるようにしましょう。
オークションの編集から説明文を追加して「自動延長は設定していません。22時14分ちょうどにオークションが終了します。入札される方は早めに入札してください。」と入札する人に注意を促しましょう。
フォントを大きくしたり赤にしたりして目立つように記載しましょう。
わざわざ入札があるのを取り消すより、こちらの方が高くなるかもしれません。
まとめ
自動延長は出品者としては、高く売れる。入札者としてはじっくり考えて入札できる便利なシステムです。
出品するなら自動延長がある設定にしたほうが有利です。
落札するときはわざわざ自動延長なしを探す必要はありません。
熱くなりやすい人は自動延長を繰り返して入札すると、予算を超えてあとあと後悔するので入札金額を決めたら後は見ないほうがいいですね。