私はヤフオクをスタート当初から利用していますが、Yahoo!フリマもさっそく利用してみました。
今のところトラブルもなく取引できていますが数多く取引していると、たまにあるのが「買った商品に問題がある」「売った商品に問題があった」そんな時には返品と返金で対応することになります。
実際にヤフオクでは購入者の立場で返品して返金して貰ったこともありますし、出品者の立場で返品してもらって返金したこともあります。
でもYahoo!フリマって匿名発送ですよね?個人情報を教えていけないYahoo!フリマでは、どうやって返品してもらってどうやって返金をすればいいのかわからない。
実際に返品や返金の仕方がわかなくて困っている。そんな人のために、返品と返金の仕方についていろいろ調べてみました。ぜひ参考にしてください。
目次
発送前の返金は簡単
購入されたけど、送ろうと思った商品が見つからない。商品の状態に問題がある。そんな時の返金は簡単です。
出品者がキャンセルをするだけで返金できます。出品者の独断でキャンセルできますが、キャンセルはあくまでも双方の合意がルールなのでいきなりキャンセルをしないで、購入者さんに説明をしてからキャンセルをしましょう。
キャンセルについて詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
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発送されない場合は返金申請をする
購入者の立場で商品を買ったけど、いつまでたっても発送されない。そんなこともごくまれにあったりします。
売れたことに気づかなかったり、スマホが壊れてしまったなどの理由が考えられますが発送されないと困りますよね。
そんな時は、購入者は返金申請ができます。ただし購入してから8日から12日の間に返金申請をする必要があります。
12日を過ぎると発送されなくても、出品者に入金されてしまうので忘れないように注意が必要です。
Yahoo!フリマではすべて追跡のある発送方法なので、発送されない場合の返金申請は必ず返金されます。
発送後の返金は個人的に返金する
商品が届いた後に商品に問題が見つかった。そんな時は出品者さんと話し合って決めることになります。
購入者が出品者に事情を説明して双方が合意したら、返金をすることになります。
評価をする前でしたら、お金はYahoo!フリマがまだ預かっている状態になっています。
事情を説明して、Yahoo!フリマの運営者に支払ったお金を購入者に戻してもらうことは可能でしょうか?
恐らく発送された後だと、購入者にお金を戻すのは難しいと思います。
この場合は、出品者が購入者に個人的に返金してから、購入者がYahoo!フリマに支払ったお金を出品者が受け取ることになります。
個人情報を教えてはいけないの?
Yahoo!フリマではメッセージで個人情報のやり取りは禁止されています。ただ返品や返金する場合は例外的に認められています。このため商品に問題があった場合は、ヤフオクと同じように返品して返金することで対応することになります。
返金を方法としては下記の3つが考えられます。
- 現金書留
- 口座振替
- PayPay
個人的にお勧めなのがPayPayで返金する方法です。
現金書留・・・住所を教えないといけないですし、手数料かかなりかかります。
口座振替・・・口座によっては手数料がかかりますし、本名を教えないといけません。ネットバンクでないと確認するのにも時間がかかります。
PayPay・・・手数料もかかりませんし、すぐに確認できるので一番おすすめです。
返品する場合は匿名は難しい
送った物が値段の安い物。もしくは完全に壊れている。そんな場合は返品しないで処分してもらったほうが送料がかからないで済むのでそのほうがいいです。
でも多少問題があってもそこそこの値打ちがある物の場合や、状態を確かめたい場合は返品する必要があります。
でもYahoo!フリマってすべて匿名配送になっています。
どうやって返品すればいいのでしょうか?
匿名にこだわらないのであれば、普通に住所を教えてもらって発送するようにしましょう。
匿名で返品したい
もし匿名にこだわる場合は、ちょっと面倒です。
一般的な配送方法で、匿名の発送と言うのはありません。
どうしても匿名にこだわるならちょっと手間がかかって面倒ですが、Yahoo!フリマに300円で出品して落札してもらって発送するという方法があります。
注意点としてはメルカリと違い○○様専用は使えないので、他の人に落札されないように気を付けて出品するようにしましょう。
返金と返品の流れ
購入した商品に問題があった時の返品して返金してもらう流れは以下のようになります。
- 届いた後に購入者が出品者に不具合を報告する
- 出品者が返品と返金を了承する
- 出品者が住所を教える
- 購入者が返品する
- 届いたら出品者が中身を確認して返金する
- 購入者が受け取り連絡をする
返品前に返金するより、やはり返品後に返金するほうが間違いがありません。
出品者の住所がわかれば、返品しておいて返金しないということはあまりないと思います。
購入者の住所がわからないうちに、いきなり返金してしまうとそのまま商品だけ取られてしまうこともないとは言い切れません。
返品と返金を認めてくれない場合は商品満足サポートを利用する
届いた商品に問題があった。でも返品や返金を認めてくれない。そんな時もあったりします。
そんな時は、商品満足サポートを利用しましょう。
商品満足サポートの特徴は下記の通りです。
- 1年に1回まで使用できる
- 補償は1万円まで
- PayPayボーナスライトで返金(有効期限は60日)
- 銀行への出金ができない
- 審査が必要
条件がいろいろあって返金に比べると問題がありますが、それでもないよりはましという感じです。
基本的にYahoo!フリマでの取引は自己責任になっています。トラブルがあってもYahoo!フリマの運営は何もしてくれません。
ヤフオクだったら内容証明を送るなど、対策を立てることもできますがすべてが匿名発送のYahoo!フリマではそれもできません。
そのため1万円を超える高額な物を購入するときには、十分注意しましょう。
まとめ
Yahoo!フリマの返品と返金の特徴や注意点は以下のようになっています。
- 発送前の返金は簡単
- 発送されない場合は返金申請をする
- 発送後の返金は個人的に返金する
- 返品する場合は匿名は難しい
- 返品と返金はまずは返品した後に返金がベスト
- 返品と返金を認めてくれない場合は商品満足サポートを利用する
基本的に返品や返金をするようなことにならないのがベストですが、何度も取引をしているとそういうこともでてきます。
もし問題があった時も、返品と返金の方法を覚えておけば焦らずに済みます。
購入したものに問題があった時や、商品にクレームが来た時にはぜひ参考にしてください。