メルカリに出品する時に送料の設定には2種類あります。「送料込み」と「送料着払い」です。
ヤフオクでは送料を別にとるのが一般的だったりします。メルカリではどちらに設定するほうが得なのか?悩みますよね?
今回は、メルカリの送料はどちらが負担するかについてお伝えします。
目次
「送料込み」か「着払い」のどっちがいい?
「着払い」か「送料込み」どちらがお勧めか?と言うと「送料込み」に設定するほうがいいでしょう。
実際にメルカリでは「着払い」にする人は少数派で「送料込み」の人がほとんどです。
ヤフオクでは送料別が一般的なのですが、なぜヤフオクとメルカリで違うのかと言うと、メルカリのシステムに原因があります。
ヤフオクは送料別にして支払いの時に送料をプラスして支払うことができますが、メルカリは商品価格のみの支払いになります。
支払う時に送料をプラスすることができないんですね。そのため送料を購入者が負担するときには着払いのみになります。
(ヤフオクでも着払いは嫌われる傾向にあります)このためメルカリでは着払いは敬遠されますし、さらにはトラブルになったりすることがあります。
送料着払いが敬遠される理由
送料着払いが敬遠されるのにはいろいろ理由があります。主な理由は以下の4つです。
- 商品を受け取る時に支払いをするのが面倒
- 発送方法が限定される
- 送料がわからないことがある
- 地域によって送料が変わることがある
商品を受け取る時に支払いをするのが面倒・・・購入者としては結構面倒だったりします。家族が受け取る場合は、お金を渡さないといけないし自分が受け取るにしても、いちいちお金を用意するのって面倒なんですよね。
発送方法が限定される・・・送料着払いの発送方法って限定されてしまいます。メルカリで一般的な発送方法の、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便は利用できなくなります。それに匿名発送をして欲しくても着払いに対応している匿名発送はありません。
送料がわからないことがある・・・何と言ってもこれが一番大きな理由ですね。特に安い物を落札したら送料のほうが高かった。なんてこともあったりします。総額がいくらかわからない物って敬遠されるのは当然ですよね。
地域によって送料が変わることがある・・・ちょっと大きなものや価格が高い物を送る場合は、ゆうパックやヤマト宅急便で発送することになります。この場合は遠くの地域ほど送料が高くなります。もしこれがゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便だったら全国一律料金で送れます。
送料着払いのトラブルってなに?
送料着払いは面倒を嫌って購入を敬遠されがちです。ただもっと問題なのはトラブルになることです。
どんなトラブルがあるかと言うと以下の2つになります。
- 思ったよりも送料が高かった
- 送料込みだと思った
思ったよりも送料が高かった・・・例えば200円の商品を買いました。発送方法未定だったけど当然、送料は200円以下くらいだと思っていたらゆうパック着払いで送られてきて送料が1000円くらいだった。
ここまで極端ではなくても、思ったよりも送料が高い場合もあります。この場合は受け取りを拒否されたり、受け取っても悪い評価をされたりすることになります。
送料込みだと思った・・・メルカリは送料込みが一般的です。このため着払いの設定にしていても、送料込みだと思って購入されることがあります。それでも購入した後すぐに気付いてくれればいいけど送った後に受け取り拒否されたらかなり面倒なことになります。
送料着払いのメリットは?
それでは送料着払いにするメリットって何かないのでしょうか?着払いにするメリットももちろんあります。
- 手数料が安くなる
- 安く見える
- 発送時に支払わなくていい
- 大きさが微妙な時に出品者としては楽
手数料が多少安くなる・・・メルカリの手数料10%は売れた金額にかかってきます。例えば送料込みで1800円の商品を売ったら手数料は180円です。これが1000円で売って送料が800円。手数料は100円になります。送料分の手数料が安くなります。
安く見える・・・送料着払いにすれば他の出品者の物より安く見えます。メリットではあるのですが、これが安いと思って落札されてトラブルになる危険性もあります。
発送時に支払わなくていい・・・着払いなら発送する時に支払わなくていいので、出品者としては楽です。
大きさが微妙な時に出品者としては楽・・・大きさが微妙な商品ってあったりします。送料込みだと思ったより送料がかかった場合は、こちら持ちになりますが着払いならその心配がありません。
メリットもあるのですが、デメリットと比較するとやはり着払いはお勧めできません。
着払いにしたい場合
メルカリで着払いにすると購入を敬遠される。トラブルになる可能性もある。それをわかったうえでそれでも着払いの設定にしたい。
そんな人もいるかもしれませんね。
そこで着払いにするときの注意点をお伝えします。
- 着払いの発送方法を理解しておく
- 説明ページに発送方法と送料の目安を書いておく
- できるだけ安い発送方法で送る
着払いの発送方法を理解しておく
着払いの発送方法は限定されます。着払いを利用できる発送方法を把握しておきましょう。
着払いのできる発送方法は以下の4つです。
- ゆうメール
- ゆうパケット
- ヤマト運輸の宅急便コンパクト
- ゆうパックORヤマト宅急便
ゆうメール・・・ゆうメールで送れるサイズは最大縦34cm・横25cm・厚さ3cmまでの荷物で最大重量は1kg 送れる物は書籍、CDやDVDなどのメディアのみ。発送する時に中身をみえるようにしないといけない。価格は180円から重さによって料金が変わる。
小さいCDやDVD、本類の発送に適している
ゆうパケット・・・3辺の合計が60cm以内で長辺が34cm以内、厚さは3cmまで重さ1キロまで。価格は250円からで着払いはプラス21円送れる物には制限がない。ゆうメールよりは送料が高いけど送れる物に制限がないので、ゆうメールで送れないものを送る時に便利
ヤマト運輸の宅急便コンパクト・・・65円で売られている専用ボックスを使って発送します。薄型タイプは縦24.8cm・横34cm、通常タイプは縦20cm・横25cm・厚さ5cmまでです。送料は594円からになります。
ゆうパック・・・60サイズから170サイズまで重さは30キロまで発送可能。地域によって価格が変わる。補償あり。大きい物や高額な物を送るのに適しています。
説明ページに発送方法と送料の目安を書いておく
これは非常に重要です。たまにいますよね?発送方法未定で着払いに設定している人。300円の物を買ってゆうパック着払いで送られてきたらと考えたら、購入する人は敬遠するのは間違いありません。
必ず発送方法は設定しておきましょう。できたらサイズと大体の送料の目安を書いておくと購入されやすくなります。
できるだけ安い発送方法で送る
基本的に発送する時はできるだけ安い発送方法で送るようにしましょう。(ただし価格が高額な物はゆうパックなど補償のある発送方法で送るようにしましょう)
一番安い着払いの発送方法がゆうメールですが、送れる物に制限があります。ゆうメールで送れないものはゆうパケット。大きさの関係でゆうパケットで送れない場合は宅急便コンパクト。宅急便コンパクトで送れない場合はゆうパックで送るようにしましょう。
購入者の立場では?
購入者の立場として送料着払いについて考えてみましょう。気を付ける点についてお伝えします。
- 購入前に送料どちら負担なのかチェックする
- 発送方法未定には注意する
購入前に送料どちら負担なのかチェックする・・・だいたいの人が送料込みに設定をしていますが、たまに着払いを選択している人もいます。送料負担はどちらのか購入する前にチェックしましょう。
発送方法未定には注意する・・・発送方法が未定だとどんな発送方法で送られてくるかわかりません。質問から発送方法と大まかな送料の目安を聞いてから購入したほうがいいでしょう。
まとめ
今回のまとめ
発送方法は送料込みがお勧め
どうしても、送料着払いに設定するときは以下のことに気を付ける
- 着払いの発送方法を理解しておく
- 説明ページに発送方法と送料の目安を書いておく
- できるだけ安い発送方法で送る
- 購入するときは着払いなのか?送料込みなのかに気を付ける
基本的にメルカリでは着払いより送料込みにするようにしましょう。