ヤフオクの吊り上げ
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海人海人

ヤフオクで熱くなりすぎて高めに落札しちゃったよ


フリマ仙人フリマ仙人

ヤフオクには吊り上げする出品者もいるから気を付けるのじゃよ


ヤフオクで安く出品している商品を見つけた。でも終了1時間前までかなりの安値だったのに、終了間際になったら突然値上がりしてしまった。

そんな経験、長い間ヤフオクをやっていると誰でもあると思います。私ももちろんあります。

これってもしかして出品者の吊り上げじゃないの?そう疑いたくなりますよね。今回はヤフオクの吊り上げとは何か?

どうやって見抜くのか?どうすれば吊り上げにあわないで済むかをお伝えします。

ヤフオクの吊り上げとは?



ヤフオクの吊り上げ行為とは出品者が別のIDを使って、価格を上げていく行為を言います。もちろんヤフオクの規約に違反していますし、オークションのシステムを悪用したものです。

吊り上げのテクニック



吊り上げの手口は以下のようになっています。

  • 注目されるためそして入札者を増やすために、相場よりずっと安い価格でスタートする
  • 欲しいと思う人が入札する
  • 出品者が別のIDで入札する
  • 納得できる金額まで上がったら、別IDの入札者を削除する
  • もしくはある程度の金額までで妥協して自分が落札しないようにする
  • もし落札してしまったら落札者都合で削除して次点の人を繰り上げる

具体例

1円スタートの商品がありました。相場は8,000円から10,000円位の商品です。

あなたが5,000円で入札しました。このまま誰も入札しなければ1円で落札ができます。

終了間際に6,000円で入札してくる人(出品者の別ID)が出てきます。

まだ相場より安いので、さらにあなたが6,250円で入札します。

するとまた同じ人(出品者の別ID)が6,500円で入札してきます。

つい熱くなって入札をし続けると相場の範囲か、それを超えた金額で入札して落札することになります。

あるいはオークションが終了した後に、最高落札者が削除されてあなたが落札者になります。


これが吊り上げの手口です。

安値スタートの場合は、安く落札できる可能性がありますが、吊り上げは絶対に安くは落札できないようにする手口です。

吊り上げを見抜く方法



吊り上げを見抜くことって出来るのでしょうか?

よく言われているのが下記のことです。

  • 自動延長がある
  • 安値スタートで終了間際に上がる
  • オークション形式の出品が少ない
  • 競ってくる相手が新規(もしくは評価が少ない)
  • 過去の評価で吊り上げの疑いがあるという低評価
  • 過去の落札履歴を見ると評価の低い同じIDの人がいる
  • オークションが落札されて終了した後に同じものをすぐに出品している
  • 落札者の繰り上げ

自動延長がある・・・オークションの場合は自動延長は初期設定でオンになっています。それに自動延長をオフにする意味ってあまりありません。だからオークション形式の場合はほとんどの人が自動延長はオンにしています。自動延長があるから吊り上げを疑う意味はありません。

安値スタートで終了間際に上がる・・・安値スタートでもかならず吊り上げされるとは限りません。特に人気の商品だと安値スタートしてもそれなりの値段で落札されます。終了間際に入札する人が多いのは普通のことです。

オークション形式の出品が少ない・・・吊り上げって結構手間がかかります。多くの出品をしていて吊り上げをするって難しかったりします。ただ出品数が少ないからと言って吊り上げをしているかとは言えません。

競ってくる相手が新規(もしくは評価が少ない)・・・吊り上げで使うIDは評価の少ないIDが多いです。ただし新規のIDだからと言って吊り上げ確定と言うわけではありません。新規の人が競ってくることは普通にあります。ただ少し疑わしいと考えていいでしょう。

過去の評価で吊り上げの疑いがあるという低評価・・・これはかなり怪しいですね。1くらいならただの勘違いかもしれませんが悪い評価がたくさんある人はかなり怪しいと思っていいでしょう。

過去の落札履歴を見ると評価の低い同じIDの人がいる・・・これもかなり怪しいとみていいでしょう。たまたまの可能性もありますが気を付けたほうがいいですね。

オークションが落札されて終了した後に同じものをすぐに出品している・・・これもかなり怪しいですね。希望の価格に達しなかったため入札者をすべて削除して再度出品した可能性があります。

落札者の繰り上げ・・・高値更新されたはずなのに、最高落札者が拒否したから自分が落札者になった。これも結構怪しいと思ってください。本当に最高落札者が拒否した可能性もありますが、オークションが終了してすぐに繰り上げられたら怪しいと思いましょう。過去相場を調べて高いようなら拒否しても問題ありません。

吊り上げにあわないためには?



吊り上げを見抜くためには、先ほどの吊り上げを見抜くを方法をするしかありません。出品者の評価を見るのは簡単ですが、過去の落札履歴を見て入札者のIDを調べるのって面倒ですよね。

吊り上げに限らず、明らかに評価の悪い人の出品には入札しないことです。

それ以外については、吊り上げを疑っても仕方ないことです。新規の人が自分と競ってきてもかならず吊り上げとは限りません。

安値スタートだからと言って必ず吊り上げするとは限りません。疑ったら切りがないんですね。

評価以外はまずは過去相場を調べましょう。

相場を知ったらその相場よりも高かったら入札をしない。過去相場のない商品って滅多にありません。

熱くなって入札を繰り返すと相場を超えてしまいます。あまり熱くなりすぎないようにしましょう。

まとめ



吊り上げに合わない方法は下記の4つです。

  • 評価の悪い人には入札しない
  • 相場を理解して入札する
  • 熱くなりすぎない
  • 落札者の繰り上げには応じない

ヤフオクでは吊り上げ行為をする人もいます。上の4つに気を付けて取引をするようにしましょう。

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