宅急便コンパクトとは
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ヤフオクで売れたとき悩むのが発送方法ですよね。最近できた発送方法でネコポスの宅急便コンパクトがあります。

宅急便コンパクトを使うのはどんなものがおすすめなのか?メリットデメリット他の発送方法との比較を含めてお伝えします。

ネコポス宅急便コンパクトの特徴


まずは宅急便コンパクトの特徴についてお伝えします。

  • 送れるサイズ
  • 送料
  • 補償
  • 匿名配送

送れるサイズ

宅急便コンパクトは2種類の専用のBOXで発送します。

薄型専用BOXは34㎝×24.8㎝

専用BOXは25㎝×20㎝、厚さが5cmです。

どちらも重さの制限はありません。

薄型専用BOXの厚さ制限は?

薄型専用BOXには厚さの制限が記載されていません。ただし調べてみたところ基本的には書類を発送する物なので2.5㎝くらいが限度のようです。

実際は明確に規定されていないため、受付の人によってアウトなのかセーフなのか変わるようです。文句を言われたりするのが嫌ならあまり厚くしたり変形させて発送するのはやめましょう。

送料

送料は出品者負担と落札者負担で変わります。

出品者負担では全国一律380円+65円(専用BOX)です。

落札者負担では、444円+65円から984円+65円まで地域によって変わってきます。

補償

宅急便コンパクトには3万円までの補償があります。出品者負担にすれば380円+65円と言う低価格で3万円までの補償があるってかなり便利だと思いますね。

匿名配送

宅急便コンパクトは匿名発送になります。匿名でも発送できるのではなく必ず匿名で発送になります。

送料負担はどっちがいい?


宅急便コンパクトは送料を出品者負担にするか?落札者負担にするかで送料が変わってきます。

ここはなかなか悩むところですよね。これがメルカリだったら迷うことなく出品者負担にするところなんですけどね。

(メルカリは出品者が負担するのが一般的だからです)

落札者負担にするメリットは以下の2つです。

  • 商品価格が安く見える
  • 送料分には手数料がかからない

商品価格が安く見える・・・送料込みにするより送料別にしたほうが価格が安く見えます。そのため一般的には送料別にしたほうが高く売れることが多いです。

送料分には手数料がかからない・・・落札手数料は商品価格にかかってきます。たとえば送料別で1万円で売れたら手数料は10%だと100円になります。これが送料込み10,380円だと手数料は103円になります。

一般的には送料は落札者負担にしたほうがメリットが大きいのですが、宅急便コンパクトで発送するならそれを踏まえても、送料の差額を考えると出品者負担にしたほうがメリットが大きいと思いますね。

380円と444円の差額は64円ですが、遠くの地域ほど送料の差が大きくなります。

専用BOXはどこで買う?


宅急便コンパクトの専用BOXは以下の方法で購入できます。

  • ヤマトの店舗
  • コンビニ(ファミリーマートやセブンイレブン)
  • Amazon
  • 担当のセールスドライバー

ヤマトの店舗で買ってその場で梱包してもいいのですが、やはり事前に買っておくことがおすすめです。

よく宅急便コンパクトで発送する場合は、切らさないようにストックしておくのがいいでしょう。

どんなものを送るのに向いているか?


送るのに向いているのは以下の2つです。

  • 小さい(宅急便コンパクトに入る)けど価格が3000円から3万円までの比較的高い物
  • 厚さが3センチを超えて5センチまでの物

小さい(宅急便コンパクトに入る)けど価格が3000円から3万円までの比較的高い物・・・ネコポスの宅急便コンパクトのメリットは、何と言っても3万円までの補償があることです。あまり大きくないものはクリックポストやレターパックでも発送可能ですが、3万円位するものは郵便事故の可能性を考えて宅急便コンパクトを選択すると良いでしょう。

送料380円+65円で3万円の補償のある発送方法は他にありません。

今までは補償のある発送方法となると、ゆうパックでしたがどんなに近くても680円はします。

具体例

パソコンのパーツ、DVDソフト、フィギュアなど

厚さが3センチを超えて5センチまでの物・・・厚さが3センチを超える発送方法は安い価格帯ではレターパックか定形外郵便になります。定形外郵便は重さが重いと送料が高くなるし、追跡も補償もありません。

レターパックは追跡はありますが補償はありません。価格も510円と宅急便コンパクトのほうが安く送れます。ただしややレターパックのほうが大きいサイズが送れます。

具体例

本、雑誌、金属製の置物など

デメリットはなに?


ヤフネコの宅急便コンパクトのデメリットは、送り方がネコポスと同じでヤマトの店舗かコンビニでの発送になります。

集荷やポスト投函できません。手続きにも多少手間がかかります。ただし宅急便コンパクトで発送する物はネコポスで発送する物より高額な物が多くなると思います。

価格の安い発送方法に手間取るのは面倒ですが、高額な物なら多少大変でもそこまで苦にならなかったりします。

まとめ


ヤフネコ!宅急便コンパクトの特徴は以下の表を参考にしてください。

送料出品者負担 380円+65円
送料落札者負担 444円から+65円
送れるサイズ薄型 24.8㎝×34㎝
送れるサイズ BOX 20㎝×25㎝、厚さ5cm
発送場所 ヤマト店舗、コンビニ
補償 3万まで

3万円までの補償があるのが特徴です。

設定するときは、送料の安い出品者負担にするのがおすすめです。

送るものは下記の物がおすすめです。

小さい(宅急便コンパクトに入る)けど価格が3000円から3万円までの比較的高い物

厚さが3センチを超えて5センチまでの物

送るのに多少手間がかかりますが、この価格帯で補償がある発送方法は他にないので小さくて価格の高い物(3万まで)には積極的に利用したいですね。