ヤフオクで送料差額
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私はヤフオクをよく利用しています。最近はメルカリが人気ですが、やっぱりヤフオクのほうが好きですね。

不用品を処分するときに便利なので利用している人も多いと思いますが、個人の取引ですので、たまにあるのがトラブルです。

よくあるトラブルとしては、出品して送料を連絡して振り込んでもらった後に、実際の送料と差額が出てしまった。

ヤフオクに慣れないとありがちですよね。そう言う私も何度か経験しています。そんな時はどうしたらいいか悩みますよね。

今回は送料に差額が出てしまったときの対応をズバリ教えます。




送料に差額が出たときはどうしたらいい?



差額が出てしまった時は差額分を返金しましょう。

送料の差額って言っても多くても100円ちょっとくらいの時がほとんどですが、やっぱり落札者さんは気にするものです。

1万円の物だったりすると比率を考えると小さく感じますが、そのまま黙っているとクレームを貰ったり悪い評価をされることがあります。

クレームをもらったり悪い評価を貰って嫌な思いをするより、返金で対応するほうがいいですよね。

差額分は返金しないといけないの?



そもそも差額分は返金しないといけないのか?ヤフオクのルールはどうなっているのでしょうか?

ヤフオクのヘルプを見てみましょう。

Q あらかじめ表示した目安の送料が、実際の送料と異なった場合は、差額を落札者に返金しなければなりませんか?
A 差額が生じた場合の取扱いについて、あらかじめ商品説明に明記するなどして合意している場合は、合意した取り決めにしたがって対応してください。 あらかじめ合意がない場合は、落札者とお話し合いの上対応してください。
引用元:ヤフオク

これを読むと「商品説明に書いてあれば返金しなくてもいい」と言うことです。(ただしあくまでも故意でないことと、微妙な差額の場合に限ります)

なので商品説明に「実際の送料と差が出ることもありますが、その場合は返金しません」と記載することで返金しなくてもルール上は大丈夫です。

ただし落札者さんは隅から隅まで商品説明を読んでいるかどうかはわかりません。無用なトラブルや悪い評価を避けたいなら返金したほうがいいと私は思います。

ただ価値観の問題なので、記載することで返金しないという方針をとるのもあなたの自由です。

どうやって返金したらいいか?



今は一般の出品者の代金受け取りはヤフーかんたん決済のみになっています。残念ながらヤフーかんたん決済には一部返金と言うシステムはありません。

返金する主な方法は3つあります。

  • 現金書留
  • 切手
  • 銀行振込

この内、私が利用すると決めているのが銀行振り込みです。と言うのも、他の二つの方法の場合、出品者側の負担が大きくなりすぎたり、落札者側にとって不都合が出やすいからです。

どういったことなのか、そのポイントを見てみましょう。

現金書留・・・現金書留は相手の住所がわかれば送ることができますが、500円位の料金がかかります。100円を返金するために、500円余計に払うって返金方法としてはお勧めできません。

切手・・・切手の場合は封筒に切手を貼って中に切手を入れて送ることができますが、切手代がかかりますし落札者さんが切手を使う人でないと、あまり意味がありませんのでこれもお勧めできません。

銀行振込・・・一番無難なのが銀行振り込みですね。振込手数料がかかることがありますが同じ銀行同士でしたら、無料で振り込むことのできる銀行もあります。



落札者さんの口座番号がわからないと返金できないため取引ナビで「送料の差額が出たので返金致します。返金のための口座番号を教えてください」と連絡しましょう。

口座番号を教えてもらったら送料の差額分を振込んで終了になります。

たまに「返金しなくてもいいですよ」と言う人もいます。その場合は素直に「ありがとうございます」とお礼を言って終わりにしましょう。





送料差額が出る理由とその対策



そもそもなぜ送料に差額が出てしまうのでしょうか?主な理由を挙げてみました。

  • 持ち込み割引
  • 別の発送方法で送ってしまった
  • 測り間違い
  • 微妙な大きさや重さ

持ち込み割引・・・ゆうパックは集荷と持ち込みで120円の差額が発生します。集荷の料金で支払ってもらって持ち込んで発送すると差額が発生して面倒になります。集荷の料金をもらったときは必ず集荷で発送するようにしましょう。

別の発送方法で送ってしまった・・・私はこれ1度あります。レターパックプラスで依頼されたのをうっかりレターパックライトで送ってしまいました。取引が増えるとありがちなミスなので気をつけましょう。

測り間違い・・・特にそれぞれの郵送方法を把握していないと、必然的に間違えやすくなってしまいます。そこを防ぐ為にも、各種方法のサイズと金額についてはしっかりと把握しておきましょう。

微妙な大きさや重さ・・・結構ありがちです。レターパックやクリックポストのように決まった価格の物はいいのですが、ゆうパックや定形外郵便などの重さや大きさで料金が違ってくるものはぎりぎりの大きさだと一つ小さいサイズで発送できてしまうことがあります。たとえばゆうパックだと3辺の合計が61センチだと本来は80サイズですが、測る人によっては60サイズにしてしまうこともよくあります。

こんな時にはどうすればいいかと言うと、定形外郵便などの切手を貼って送るものは貰った送料分の切手を貼ってしまえばクレームになりません。

ゆうパックなどの場合は、郵便局の人に事情を説明してもらった分の大きさの送料を支払うようにしましょう。

送料の差額をどうしても出したくない場合には



根本的に送料差額が出ないようにする方法は下の3つになります。

  • 送料無料にする
  • 着払いで送る
  • 後納契約をする

送料無料にする・・・送料無料にして商品価格にその分を入れておくという方法もありますが、距離によって値段が変わる発送方法だと遠くの人に落札された場合と近くの人に落札された場合とで、利益が変わってきてしまうという難点があります。(この場合はヤフネコ宅急便やゆうパックおてがる版を使うことで解決できます)

同じ金額で落札された場合は送料分の利益が減ります。それにヤフオクの手数料は落札金額にかかります。送料分高く落札されてもその分手数料がかかるため手数料分損をすることになります。

送料負担について詳しくはこちらを参照してください。

着払いで送る・・・着払いで送る方法は落札する側としては、届いたときに料金を払わなくてはいけないことになって、敬遠されることもあります。

正直言って私も落札するときに送料着払いと送料元払いがあったら送料元払いを選択しますね。

着払について詳しくはこちらを参照してください。

後納契約をする・・・数多くの荷物を発送する場合、郵便局と契約することができます。契約をすると翌月に1か月分まとめて払うことになります。一般のラベルと違って料金が記載されないため差額が出ても落札者さんにはわかりません。私はこの後納契約をしています。ただしある程度の発送がないと契約できないため、誰でも使えるわけではありません。
後納契約については郵便局のホームページを見てください。 郵便局の後納契約

まとめ



今回のまとめ

  • 差額が出たら返金するほうがいい
  • 返金方法は銀行振り込みがお勧め

できるだけ送料の差額が出ないようにできればいいのですが、うっかりミスすることもあります。

もし送料差額が発生したら落札者さんに事情を説明して、口座番号を教えてもらって返金で対応をしましょう。

着払いや送料無料なら確実ですが差額が出てることってそんなに多くはありません。後納契約ができればいいですが数多く発送しないと契約できません。もし差額が出たら返金すればいいだけなのでメリットとデメリットを比較すれば送料を先に受け取る方式のほうがメリットが大きいと思います。

落札者さんとのトラブルが起きないように、楽しくヤフオクを利用したいですね。


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