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子どもが幼稚園に行くのを嫌がる 

よくある話ですよね。

このままずっと不登校になってしまって、さらに引きこもりになってしまうのではと心配したり、他の子は楽しく幼稚園に通っているのに何で自分の子だけこんなに嫌がるの?

などと精神的に追い詰められている人もいるかもしれません。

そんなあなたに言いたいことはまずは冷静になってください。一度立ち止まって冷静にどうすればいい考えてみましょう。

子どもが幼稚園に行くのを嫌がった時、親がする正しい対応をまとめてみました。

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なぜ幼稚園に行かせたいのか?


そもそもなぜ子どもを幼稚園に行かせたいのでしょうか?

まずは幼稚園に行かせる理由を親がしっかり理解することが大切です。

ここがわかっていないと「幼稚園に通わせないといけない、なぜ通わせないといけないのか、わからないけど、とにかく幼稚園に通わせないといけない」

子どもにしてみたら「なぜ幼稚園に行って辛い思いをしないと、いけないのかわからない」

お互いにわからない者同士が争う不毛な状態になります。

まずは親が幼稚園に行かせる意味を理解しましょう。

子どもを幼稚園に通わせる理由は大きく分けてこの二つです。

  • 仕事やその他の用事があって子どもの面倒を見れないから
  • 子どものためになるから

この二つをしっかり意識することが大切です。

ただ人によっては専業主婦で子どもの面倒を見ることができるという人もいると思います。その場合は「子どものためになるから」ここだけが大切なわけですよね。

「仕事やその他の用事があって子供の面倒を見れないから」と言う場合も「子どものためになるから」と言うのは大事ですよね。

幼稚園が預かってくれるにしても「自分の子どもが不幸になってもいいから幼稚園に行かせたい」わけではないですよね?そこで幼稚園に連れて行くと自分の子どものためになるのか、親が正しく確認することが大切になってきます。

大丈夫と言う意見には要注意



こんな意見を見かけたことはありませんか?

  • 今は嫌がっても大丈夫です。あなたの子どもはきっと乗り越えられます。
  • 行くのを嫌がっても幼稚園で他の子と楽しく遊んでいますよ(#^.^#)
  • そのうち友達がたくさんできて幼稚園が楽しみになりますよ。

こういう聞き心地のいい言葉には要注意です。

大丈夫なほうがいいのは当たり前ですよね。だから親はこういう意見を信じがちです。

でもその人ってあなたの子どものことをよく知っているんですか?担任の先生のことをよく知っていますか?どんな幼稚園なのか知っていますか?他の子と遊んでいるところを見たんですか?全然知らないのに何でそんなことを言えるんでしょうか?

幼稚園に行ってうまくいかなかった人は過去に誰もいないのでしょうか?

大丈夫と言うのは全部ただの希望的な観測です。もちろん大丈夫な場合もあるでしょう。でも大丈夫じゃなかったらまずいですよね。

子どもがある程度大きくなってから聞いたら実は幼稚園でひどい目にあわされていた。なんてこともあるかもしれませんよ。

でも大丈夫と言った人は責任をとってくれないし、幼稚園も責任をとってくれません。

まずは子どもが幼稚園に行くのを嫌がる理由と今の現状を正しく確認しましょう。

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子どもが幼稚園に行くのを嫌がる理由を調べよう



嫌がる理由は人それぞれです。自分の子どもはなぜ嫌がるのか考えてみましょう。

ただし親は幼稚園での様子は直接はわかりません。いろいろな情報を収集して推測してみましょう。

子どもに何を聞くか?

まずは子供にさりげなく聞いてみましょう。

ただしあまりしつこく聞くのはよくありません。問い詰めるような聞き方をするのはやめましょう。問題ははっきりとした答えが返ってこなかったり言うことが変わったりすることもあります。特に年少の子だとうまく説明できなかったりします。子どもの言うことは参考程度にとどめておきましょう。

子どもに聞くこと

  • 幼稚園は好き?
  • 幼稚園の先生は好き?
  • 仲のいい子はいる?
  • 昼休み誰とどんな遊びをしている?
  • 何か嫌なことはない?
  • 意地悪する子はいる?
  • 苦手なことはある?
  • 幼稚園の何が嫌なの?

幼稚園の先生に聞くこと

幼稚園の先生に聞いてみましょう。具体的にどんなことを聞くかと言うと

  • 幼稚園での様子はどうですか?
  • 昼休み時間に他の子と楽しく遊んでいますか?
  • いじめられていませんか?

など聞いてみましょう。

ただし幼稚園の先生もすべてを見ているわけではありません。知らないところでいじめられている可能性もあります。

それに不誠実な人だったら実際とは違ういい加減な答えをする可能性も全くないとは言い切れません。

あるいは別の視点から聞いてみるのも有効です。

  • 家の子が何か迷惑をかけていませんか?
  • 他の子と比べてできないことはないですか?

現状を正しく確認する



他の子は楽しく幼稚園に行けているからうちの子もうまくいくはずだ。上のお兄ちゃんは幼稚園に行って友達がたくさんできたから下の子を幼稚園に入れれば子どものためになるはずだ。

ちょっと待ってください。子どもってそれぞれ違います。ほかの子がうまく言ったからと言って自分の子がうまくいくとは限りません。兄弟だってそれぞれ違いがあります。まずは自分の子どものことを客観的に把握してみてください。

自分の子どもを客観的に見てみる

自分の子どもはどんな子?

  • 体は大きいですか?小さいですか?
  • 何月生まれですか? (3月に近いほど不利になります)
  • 日常の生活は他の子に比べてどうですか?
  • 性格はどんな性格ですか?
  • 食事は好き嫌いなく食べれますか?小食ではないですか?
  • 勉強はできますか?
  • 器用ですか?不器用ですか?
  • 運動神経はどうでしょうか?

みんながみんな同じではありません。不利な子ほど幼稚園でうまくいかない可能性が高いです。不利な面がある場合は親がどの程度不利なのか認識してください。その不利な状態で幼稚園でうまくやっていく方法を考えていきましょう。

幼稚園と幼稚園の先生を客観的に見てみる

幼稚園はどんな幼稚園ですか?

  • どんな特徴がありますか?
  • どんな教育方針ですか?
  • その幼稚園ではどんなカリキュラムがありますか?

一日の日程を想像してください。なにができないと困りますか?自分の子どもは他の子に比べて無難にこなすことができますか?

幼稚園の先生はどうですか?

担任の先生や自分の子どもと関わり合いを持つ先生を見て信頼できますか?信頼できませんか?どうして「信頼できる・信頼できない」と判断しましたか?それともまだ信頼できるとも信頼できないとも、どちらとも言えない状態ですか?

総合的に判断する

直接幼稚園での様子を見ることはできません。子どもの話と幼稚園の先生の話そして自分の子どもを客観的に見て幼稚園の方針や幼稚園の先生の人間性を判断して総合的に想像してみましょう。

たとえば話した感じ幼稚園の先生が信頼できる人で、自分の子が平均的な能力で幼稚園に行くときは嫌がるけど、子どもに聞いたら幼稚園の先生が好きで友達と楽しく遊んでいる。

幼稚園の先生に聞いたら「幼稚園に着たら楽しく過ごしています」と言うならほとんど問題ないと考えていいでしょう。


逆に幼稚園の先生と話してみたら性格の悪そうな感じがして自分の子どもが他の子に比べて劣っている面がある。

友達もいなくて誰とも遊んでいない。

子どもに幼稚園の先生好きと聞いたら「嫌いだ」と言う場合はできないから怒られてばかりいる可能性があります。

毎日怒られてばかりいたら自信を無くした子どもになってしまいます。

幼稚園に入れる目的の「子どものためになるから」が満たされてはいません。

この場合は辞める(別の幼稚園に変える)ことも考えたほうがいいでしょう。

幼稚園の先生に問題がなくても他の子にいじめられている可能性もありますし、自分だけできないことがあって劣等感を持っている場合もあります。まずは今の現状を正しく把握しましょう。

幼稚園の先生を信頼するといいの?


こんな意見を聞いたことありませんか?

幼稚園の先生は教育の専門家で子どものことをわかっているから幼稚園の先生に任せれば大丈夫

幼稚園に行くのを嫌がっても無理やり幼稚園に連れて行ってあとは専門家の幼稚園の先生にお任せ!!

ちょっと待ってください。ホントに幼稚園の先生に任せて大丈夫なんでしょうか?

幼稚園教諭の免許を持っているから専門家?

幼稚園の先生は幼稚園教諭の免許を持っています。免許を持っているから子どものことを何でも分かって、それぞれの子どもに合わせた理想的な対処をしてくれるのでしょうか?

資格がないとできない仕事ってあります。資格がないとできない仕事をしている人はわかると思いますが、資格は最低限必要なものであって、その資格を持っていたら仕事がすごくできるわけではありません。

たとえば車の免許だってそうですよね。車の免許を持っているからと言って、みんながみんな同じくらい車の運転がうまいわけではないですよね。

免許を取ったばかりの人はそれほど車の運転がうまくないし、長年乗っていても運転が下手な人もいます。

なかにはやってはいけないはずのスピード違反や飲酒運転をする人だっています。

幼稚園の先生だって幼稚園教諭の免許を持っているだけで同じなんです。

幼稚園の先生は子どものためを思って行動してくれる?

幼稚園の先生は子どものためを思って行動してくれるんだろう。そう思っている人もいますが大きな間違いです。

幼稚園の先生は大きく分けて3つの考え方で動いています。

  • 大学や短大で習った知識 
  • ○○幼稚園の従業員
  • 個人的な性格や思想

大学や専門学校で習った知識 

幼稚園の先生になるには大学や短大で勉強します。幼児に関するいろんな知識や正しい接し方を知っています。

○○幼稚園の従業員

幼稚園の先生と言うと子どものためを思ってくれる、理想的な幼稚園の先生を想像しがちですが、必ずしもこの考え方だけで行動したりはしません。

幼稚園の先生は○○幼稚園の従業員と言う側面があることを忘れてはいけません。

幼稚園の利益になるけど個々の園児の利益にはならない。そんなこともあったりします。

たとえばお遊戯とか発表に力を入れている幼稚園だと、素晴らしい演奏や演技を見せると入園者が増えることになって幼稚園の利益につながります。

そのため素晴らしい演奏や演技するために厳しく園児に指導をすることもあったりします。

厳しい指導が園児にプラスに働く場合もないとは言えませんが、不器用な子は怒られてばかりいて劣等感を持ってしまうこともあります。

それ以外にも園長の方針が自分の子どもには合っていなくても、幼稚園の先生は○○幼稚園の従業員なのでその方針に沿って行動します。

良い幼稚園の先生なら園の方針にしたがうにしても悪影響を与えない範囲で、うまくバランスをとってくれますが、子どものことより○○幼稚園の従業員と言う立場を優先する人もいます。

個人的な性格や思想

幼稚園の先生はそれぞれ別人格です。幼稚園の先生はすべて優しいと思っていると思っている人もいますが、実際は優しい人もいればそうでない人もいます。

あなたの子どものころ幼稚園の先生は優しかったですか?優しかったとしてもその人は幼稚園の先生だから優しいわけではありません。

その人は学生時代からずっと優しい性格だったのです。もともと優しい人間が幼稚園の先生になっただけです。

幼稚園の先生は職業の一つです。あまり優しくない意地悪で攻撃的な人間も仕事として幼稚園の先生になったりします。

資格試験に合格するのは知識や学校に行くだけです。人間性の審査はありません。

ある教育関係の専門家の意見です。

誰の意見だったのか忘れましたがこんなことを言っていました。幼稚園の先生が10人いたら 8人が普通の先生・1人がすごくいい先生・1人が問題のある先生です。

10人に1人問題のある幼稚園教諭がいるということです。決して少ない割合ではないですよね。自分の子どもに当たる可能性も無きにしも非ずと言うところでしょうか。

幼稚園の先生を信頼してください。よく聞く意見ですがまず信頼できる人間かどうかあなたが判断してください。この人は信頼できる人だと判断して、信頼するのは大丈夫ですがよく知りもしない人を頭ごなしに信頼するのはやめましょう。

幼稚園に行くのを嫌がらなくなったら逆に要注意



最初は幼稚園に行くのを嫌がったけど、無理やり連れて行ってたそのうち嫌がらなくなった。

良かった良かったと思いがちですが、ここで問題があります。嫌がらなくなった理由って何でしょうか?

「幼稚園が楽しくなった」ならいいと思います。

行くのを嫌がらない=嫌ではない(楽しい)

と言う考え方は間違っています。

ちょっとたとえ話をしてみます。

ブラック企業ってありますよね。

残業代を出さなかったりひどいパワハラがある会社のことです。

ブラック企業で働いている人は親が無理やりブラック企業に連れて行っているのでしょうか?

違いますよね。嫌がらずに自分で毎日ブラック企業に通っています。

嫌がらずに毎日ブラック企業に通っているってことは、ブラック企業で働くことが楽しいんですね(#^.^#)

ってことにはならないと思います。

嫌だけど他に選択肢が見つからない(思いつかない)から無理やり我慢しているだけです。

幼稚園も同じです。嫌だけど親が何が何でも行けと無理やり連れて行く。

親にしたら嫌がる子を連れて行くのは大変と思っているでしょうけど、子どもも嫌がるのに無理やり連れていかれるって大変なんです。でも大変な思いをしても無理やり連れていかれる。

どのみち連れていかれるなら嫌がらないほうが楽じゃないですか、だから嫌がることを諦めて無理やり我慢しているだけと言う場合もあります。

幼稚園児は親に強制されたら他に選択肢はありません。

ただ単に親から離れるのが嫌なだけで幼稚園が楽しい場合はいいですが、幼稚園で嫌なことや辛いことあるのに無理やり我慢させて幼稚園に行かせたらどうなるのか?

嫌がらないから通わせるのは楽になりますが、無気力になって何の努力もしなくなる可能性があります。

学校と言うものに悪いイメージをもってしまって、本人の本来の能力よりも勉強ができなくなったり、運動ができなくなったり友達ができなくなったり、最悪落ちこぼれてしまう危険性すらあります。

行くのを嫌がらなくなった場合は安心をせずに嫌でなくなったのか、それとも嫌がるのをやめただけなのか確認しましょう。

タイプ別対処法


親と離れるのが嫌で嫌がっている場合

なぜ幼稚園に行かなければいけないのか子どもはよくわかっていません。そこで幼稚園に行くことがプラスになることを子どもにわかりやすく説明しましょう。

なぜ幼稚園に行かないといけないのか理解して納得できれば嫌がることも無くなります。

幼稚園でうまくいかないことがあって嫌がっている場合

それは努力で改善できることでしょうか?努力で改善できるなら事前に練習してできるようになると言う方法もあります。ただし人それぞれ才能があります。無理に他の子に追いつこうとしてそれがストレスになったら意味がありません。

そのバランスを考えてください。

幼稚園や先生の対応に問題があった場合

あきらかに問題のあるレベルのことをされている場合は、話し合いの余地なく幼稚園をやめて別の幼稚園を探すあるいは幼稚園に行かないという選択をしましょう。

ただ誰しも人間は完璧ではありません。幼稚園の先生だってちょっと間違ったことを言ったり間違った態度をとってしまうこともあります。

話し合えば改善をしてくれそうなら話し合って改善してもらいましょう。幼稚園をやめたり移ったりするのって大変ですからね。

話し合う時は喧嘩腰にならないで、角の立たないようにやんわりと言うことが大切です。

いじめられている場合

どんないじめなのか把握して幼稚園の先生に相談をしましょう。いじめる相手がいたらどう対処するのか親子で話し合うのも有効です。

小さい子のいじめだからと言って放置しないで必ず解決することが大切です。

まとめ


子どもが幼稚園に行くのを嫌がった場合、まずは親が幼稚園に行く意味を理解して、子どもの現状を確認しましょう。

今の現状に問題があるならどうすれば改善するのか?考えて行動してみましょう。

行くのを嫌がる子を無理やり連れて行くのは、子どもと敵対する行為です。子どもと敵対するのではなく子どもの味方になって、一緒にどうしたら楽しく幼稚園生活を送れるのか考えてみましょう。

幼稚園に行かせるのが目的ではなくて、幼稚園に行くことが子どものためになるかどうかが重要です。

子どものためになっているのか親が判断しましょう。

  • 昼休み時間他の子と遊んでいる
  • 友達がいる
  • 落ちこぼれていない
  • 怒られてばかりいない
  • いじめられていない
  • 楽しく幼稚園に通っている

このことを必ず確認してください。

現状を正しく確認して、幼稚園に行かせるのが本当に自分の子どものためになっているのか?親がしっかり判断することが大切です。

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