定形外郵便の追跡
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私はヤフオクをスタート当初から利用しています。安い発送方法の一つに定形外郵便があります。全国一律料金で発送できて、距離にかかわらず重さで料金が決まる発送方法です。

でも発送した後心配なのがちゃんと届くかどうかですよね。「定形外郵便で発送したけど、追跡って出来るの?」

そんな話を聞いたことがあります。今回は定形外郵便の追跡についてお伝えします。

定形外郵便は追跡できるか?



基本的には追跡することはできません。ただ発送する時に追跡のオプションをつければ、追跡することができます。だから発送した後に追跡をつけることはできません。

追跡のオプションは窓口での発送のみつけれます。ポスト投函では追跡をつけるのは不可能になります。

追跡するオプションには3種類あります。

  • 特定記録(+160円)
  • 簡易書留(+320円)
  • 一般書留(+435円から)

特定記録・・・追跡のみできるオプションになります。

簡易書留・・・追跡と5万円までの補償が付きます。

一般書留・・・追跡と補償が付きます。補償金額によって料金がわかってきます。

次の項目で詳しく解説いたします。

窓口での頼み方

窓口での頼み方は以下ように頼みましょう。

荷物を持っていき「定形外郵便でお願いします。あと特定記録もつけてください」

送料とオプションの手数料を払いましょう。

特に何かを書くとかはありません。

郵便局員さんが手続きしてくれます。



定形外郵便について詳しくはこちらを参照してください。

特定記録のデメリット



特定記録は追跡のみができるオプションです。料金も送料に+160円とさほど高くはありません。ただしデメリットもあります。

デメリットは以下の2つです。

  • 補償なし
  • ポスト投函

補償なし・・・追跡のみなので補償はありません。ヤフオクやメルカリなど発送したという証拠は残りますが、紛失したり破損しても補償はされません。

ポスト投函・・・基本的にポスト投函になります。ポストに投函されても相手が受け取ったという証拠は残りません。別の家に投函されることもないとは言えませんし、盗まれる可能性もあります。

ただしポストに入らない大きさの物は手渡しになります。

一般書留と簡易書留の違い



一般書留と簡易書留の違いを表にしました。

料金 補償 追跡 受け渡し
簡易書留 320円 5万までの補償 経由地はわからない 手渡し
一般書留 435円から 10万までの補償※ 詳細がわかる 手渡し

一般書留と簡易書留の違いは以下の2つです。

  • 補償金額
  • 追跡の詳細

補償金額・・・簡易書留は5万までの補償になります。※一般書留の場合は10万円までですが、5万ごとに21円+すれば最大500万まで補償されます。このため5万以上の物は一般書留で送ったほうがいいでしょう。ただし実際の価格より高い金額の補償料を払っても、その分は補償されません。

追跡の詳細・・・簡易書留では「荷物を出した郵便局」「出した時間」「荷物が到着した郵便局」「着いた時間」の記録になります。一般書留では「荷物を出した郵便局」「出した時間」「荷物が到着した郵便局」「着いた時間」「どの郵便局を経由したか」を記録してくれます。

補償付きの定形外郵便とゆうパックとの違い



定形外郵便に補償を付けたらゆうパックとどう違うのでしょうか?

違いとしては以下の4つです。

  • 専用の送り状
  • サイズ制限
  • 重さで料金が変わる
  • 届く日数

専用の送り状・・・定形外郵便には専用の送り状がありません。直接書き込むか宛名ラベルを作って張ることになります。

サイズ制限・・・定形外郵便は3辺合計90サイズまでになります。90サイズを超えるものは発送できません。

重さで料金が変わる・・・ゆうパックが大きさと距離で料金が変わるのに対して、定形外郵便は全国一律料金で重さで料金が変わってきます。

届く日数・・・届く日数はゆうパックのほうが早く着きます。速達にすれば定形外郵便でも早く届きます。

追跡や補償をつけると他の送り方の方が特になる場合もある!



定形外郵便にはオプションで追跡や補償がつけれます。ただし当然その分手数料がかかります。

オプションを付けると他の発送方法のほうが安かったらあまり意味がないですよね?

そこで他の発送方法と比較してい見ましょう。

規格内の発送の場合・・・クリックポストが185円、規格内の定形外郵便は最安値が120円で特定記録のオプション追加でも+160円の280円。定形外郵便に追跡をつけるよりもクリックポストで発送した方が圧倒的にお得ですね。

規格外で厚さ5㎝以内の場合(長辺34cm以内、短辺25cm以内)・・・レターパックが520円です。規格外の物だと本の場合はサイズが小さい場合でも、300gを超えます。そうなると定形外郵便510円+特定記録のオプション追加でも+160円の670円になります。250g以下なら定形外郵便350円+160円の510円で定形外郵便のほうがちょっとだけ安くなりますが、規格外の大きさで250g以下になる物はかなり限られます。

90サイズ以下位の場合・・・ゆうパックの最安値は690円です。距離が遠くて重さが軽い場合は、定形外郵便のほうが得になりますが、距離が近くて重さが重い場合はゆうパックで送ったほうが安くなる場合があります。


オプション代金をプラスしても定形外郵便のほうが得なのか?それとも他の発送方法を使ったほうが得なのか?考えて発送方法を決めましょう。

追跡なしの定形外郵便が届かない場合



発送する時に追跡をつけずに発送した定形外郵便が届かない。そんな時はどうしたらいいでしょうか?

  • 少し待ってみる
  • 送った人に調べてもらう
  • 事故調査依頼を出す

少し待ってみる・・・多少遅れることもあるので、2,3日待ってみましょう。

送り先の人にに調べてもらう・・・家族の誰かが保管していないか?どこか別の場所に置いていないか聞いてみましょう。

事故調査依頼を出す・・・それでもだめなら郵便局に事故調査依頼をだしましょう。ただし見つからない可能性もあります。なお定形外郵便はオプションをつけなければ補償されません。


※郵便物の紛失について詳しくはこちらを参照してください。

まとめ


  • 普通に定形外郵便を送ったら追跡できない
  • 定形外郵便を追跡にするには特定記録(+160円)・簡易書留(+320円)・一般書留(+435円)の3種類ある
  • 追跡のオプションは窓口からのみ付けられる(ポストからはできない)
  • 送った後には追跡はつけられない

定形外郵便は窓口から発送する時にオプションで追跡をつけることができます。料金がかかるので他の発送方法と比較して、定形外郵便に追跡をつけるか、それ以外の発送方法を選ぶか決めましょう。