メルカリの出品方法
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人気のフリマアプリと言えばメルカリですね。私はヤフオクをスタート当初から利用していますが、メルカリも利用しています。

ヤフオクにはヤフオクの良さがありますが、メルカリにもメルカリの良さがあります。

メルカリの出品はヤフオクよりも簡単ですので、簡単に不用品を売りたいならメルカリをお勧めします。

今回はメルカリの出品方法についてお伝えします。

出品する前に

出品しながら色々決めるより、まずは出品する前にある程度決めておいた方が楽です。

  • 出品する物のチェック(状態を決める)
  • 価格の設定
  • 説明文を決める
  • 梱包方法を決める
  • 発送方法を決める

出品する物のチェック(状態を決める)



まずは出品する物の状態をチェックしましょう。

チェックするポイントは以下の3つです。

  • 付属品はあるか?
  • 動作には問題ないか?
  • 目立った傷はないか?

付属品はあるか?・・・商品にもよりますが付属品がいろいろある物は、他の人の出品している物を見て足りない部分などがないか調べてみましょう。付属品がないとあとあとクレームをもらうこともあります。ただ付属品がなくても値段を下げれば売れるものもあります。説明文に書けば問題なく出品できます。

動作には問題ないか?・・・服とかだったら動作とかは関係ありませんが、家電製品などは見た目きれいでも不具合があったりする場合もあります。一通りの動作チェックをしておきましょう。すべての機能を調べるのが面倒な場合は、主だった機能を調べてそれ以外の補償はしないことを明記して出品する方法もあります。

目立った傷はないか?・・・目立った傷などがないか調べましょう。この時に状態をどうするか決めましょう。

状態には以下の6種類があります。

新品・未使用・・・購入しただけで開けていない場合。服だったら購入して一度も来ていない場合。

未使用に近い・・・購入したて中身を空けてみたけど使っていない場合。服だったら一度そでを通したくらいの場合。

目立った傷や汚れなし・・・中古だけど誰が見てもきれいと言えるもの

やや傷や汚れあり・・・多少傷や汚れがあるけどさほど気にならないごく一般的な中古品。

傷や汚れあり・・・傷や汚れがあるけどそこまではひどくない物。

全体的に状態が悪い・・・使用はできるけど見た目の状態が良くない物。



新品・未使用以外は個人の主観になります。きれいな状態に設定するほうが売れやすいですが、購入者の期待値を下回る状態だと悪い評価をもらうことになります。

梱包方法を決める



梱包方法も決めておきましょう。箱に入れるのか?封筒に入れて発送するのか?梱包した場合はどれくらいの重さでどれくらいの大きさになるのか調べておきましょう。

売れた後、発送する時に思ったより大きいと、送料が余計にかかることもあります。

なお梱包資材なども売れてから買うより、買っておいた方が発送する時に楽です。

発送方法を決める



発送方法は事前に決めておきましょう。梱包した後にどの程度の大きさになるかによって発送方法は違ってきます。

どの発送方法なら発送できるのか?

補償ありの発送方法にするのか?

匿名の発送方法にするのか?

発送方法はいろいろありますが、匿名発送のゆうゆうメルカリ便からくらくメルカリ便を選択しておくのがお勧めです。

メルカリの発送方法について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

メルカリ発送方法一覧・サイズ別のおすすめを紹介

匿名発送について

ゆうゆうメルカリ便からくらくメルカリ便でもサイズによって発送方法や料金が変わってきます。

ゆうゆうメルカリ便からくらくメルカリ便のどの発送方法なら発送できるのか調べておきましょう。

価格の設定



価格を決めておきましょう。バーコードを読み取る場合などは、相場価格が自動的に設定されます。ただ状態によって値段が変わるのでこの価格のまま出品するのはお勧めできません。

タイトルで検索して現在の出品価格と過去売れた値段を見て価格を決めましょう。

過去売れた最高値だと売れづらいので、すぐ売りたい場合は相場の中ほどを狙うといいですね。

メルカリの過去相場がない場合は、ヤフオクやAmazonの価格を参考にしてみましょう。

価格を設定するときは手数料と送料がいくらになるのも考えて設定しましょう。

説明文を決める



説明文には購入する人が知りたい内容を書きましょう。

  • メーカーや商品のスペック
  • 傷や汚れがあるかどうか(使用頻度など)
  • 付属品の有無
  • その他の注意事項

値段を決めるときに過去相場や現在の出品者を調べることになりますが、そのとき他の出品者の説明文を読んでおきましょう。

自分が良いと思った説明文があったら参考にしましょう。

出品のシミュレーション

今回はこの本を売ってみます。


状態のチェック

中古品なので多少の傷みはありますが、大きな傷はない感じです。

「やや傷や汚れあり」もしくは「傷や汚れあり」くらいなので、どちらでもいいのですが私は「傷や汚れあり」に設定します。

梱包方法を決める

値段の安い本なのでクッションマットにくるんで封筒に入れて発送します。

クッションマットと封筒は100円ショップに売っています。

発送方法を決める

本のサイズは厚さ1.5㎝、大きさが24㎝×18㎝です。

梱包して多少厚くなってもらくらくメルカリ便のネコポス195円かゆうゆうメルカリ便のゆうパケット175円で発送可能です。

値段も安い物なので、売れたらゆうゆうメルカリ便のゆうパケット175円で発送することにします。

価格の設定

過去相場と現在の出品価格を調べてみます。

この本はバージョンに違いがあります。最新版とそうでないものは相場が違ってきます。

この本に限らず似たようなものがある場合は、気をつけましょう。

安い値段で売ると損をしますし、高い値段で売るといつまでも売れません。

調べてみると現在、700円で出品している人が1人いて、過去相場は550円から710円位です。

ここで気を付けなければいけないのが、送料込みかどうかです。送料も考えて過去相場や現在の出品をチェックしましょう。

あとは状態も見ておきましょう。

出品価格はすぐに売りたい場合は、送料込み550円にして出品。

ちょっと時間がかかっていい場合は、送料込み700円にして様子見して売れなかったら値下げをしましょう。

550円で売った場合は手数料が55円プラス送料175円。手元に入るお金は320円になります。

700円で売った場合は手数料が70円+送料175円。手元に入るお金は455円になります。

出品しよう

いよいよ出品です。

アプリを起動して一番下の真ん中にある出品をタップします。





赤い出品もしくは出品へのショートカットの下のどれかををタップします。


出品方法の選択画面が表示されます。

今回出品するのは本なのでバーコードを使って出品しましょう。


バーコードを読み取るとタイトルが表示されます。

写真を撮るをタップします。




カメラのマークをタップして写真をとったら完了をタップしましょう。

写真は10枚まで表示できます。

今回は中古の本なので1枚で十分です。これがもっと状態が問題になる物だったらもっと写真を撮るようにしましょう。

商品名と商品説明・・・バーコードで読み取ったのでタイトルが表示されています。


この本は最新版なのでタイトルに最新版を追加します。

商品説明には状態について記載します。

「中古品なので多少の傷みはありますが、大きな傷はありません」

物によってはいつ買ったか?どれくらい使ったか?など記載したほうがいい場合は記載します。


送料の負担・・・送料込みに設定します。着払いにもできますが、送料込みにするのがおすすめです。

発送方法・・・ゆうゆうメルカリ便にします。ゆうゆうメルカリ便には「ゆうパケット」「ゆうパケットポスト」「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」の4種類がありますが、それは発送する時に選択することになります。

発送元の地域・・・自分が住んでいる地域を選択します。

発送までの日数・・・「1日~2日で発送」「2日~3日で発送」「4日~7日」で発送の3種類あります。1日は24時間になります。「1日~2日で発送」は48時間以内に発送しなければいけません。できれば遅くても「2日~3日で発送」を選択しましょう。

販売価格・・・先ほど決めた700円にします。

最後に出品するをタップして出品完了です。

出品した後

値下げ



出品した後は売れるまで待つことになりますが、価格設定が高いとなかなか売れないことになります。

値段が下がる物や、売れ筋の物はじっくり待つより売れる値段まで値下げするほうがいいでしょう。

商品の編集から価格を変更することができます。

商品の編集をタップして価格を変更して最後に変更するをタップしましょう。

質問があったら



質問があったらできるだけ早く答えましょう。値下げを希望する質問があった場合は、その価格でOKなら値下げに応じるようにしましょう。

いやならきっぱりと断りましょう。

例文「申し訳ありません。値下げは考えていません」

こんな感じで大丈夫です。

もし値下げする場合も専用の出品はしないほうがいいですね。

売れた後



売れたらメルカリに通知が来ます。

売れた場合は購入者さんにメッセージを送りましょう。

例文「ご購入ありがとうございます。明日発送予定です。よろしくお願いします」

メルカリはヤフオクと違い、頻繁にメッセージを送るのが一般的です。




梱包



売れたら商品を梱包しましょう。商品をビニール袋に入れて、プチプチもしくはクッションマットにくるんで封筒に入れましょう。

壊れやすい物や高価な物は、箱に入れて梱包しましょう。

発送



出品するときに決めた日数以内に発送しましょう。

匿名発送の場合は、コンビニか郵便局もしくはヤマト宅急便での発送になります。

QRコードを表示させます。

コンビニに端末があるのでQRコードを読み取るとレシートが発行されます。

レシートをもってレジに行きましょう。

店員さんに商品とレシートを渡せば伝票とそれを入れる袋をくれるので、自分で伝票を袋に入れて商品に貼って渡しましょう。

間違い防止のために伝票を入れるのと貼るのは、自分でやることになっています。

なお送料は売上金から引かれるので、店舗で支払う必要はありません。

発送が終わったら発送通知を送りましょう。

評価



購入者さんが受け取り通知をしたら評価をしましょう。

評価は「良い」「普通」「悪い」の3段階です。

特に問題がなければ「良い」の評価をつけましょう。

メルカリの評価は一度付けたら自分では変更できません。

評価はコメントなしでもつけれますが、コメントはあったほうがいいですね。

例文「このたびはお取引ありがとうございます」

この例文をそのまま使っても問題ないですし自分この言葉でコメントをしても問題ありません。

なおリピートしてもらえるようなものを売った時は、評価コメントも感情を込めたほうが次につながります。

売上金

取引が終わったら売上金になります。商品価格-(送料+手数料)です。

売上金はメルペイとして使用することもできますし、銀行に振り込むこともできます。

一番下のメルペイをタップします。


振込申請をタップします。


振込申請金額を入力します。


お急ぎ振込みを利用すれば早く振込まれますが手数料が200円余計にかかります。

普通の場合は7日ほどかかります。

お急ぎ振込みは4日ほどで入金されます。

最後に確認をタップして「はい」をタップして振込手続きが完了します。




メルカリは必ず手数料が200円かかります。このためある程度まとめて振込んだほうが手数料が少なくて済みます。

まとめ


  • 出品前にある程度準備をしておく
  • 写真を撮って出品をする(バーコード入力が便利)
  • 価格は相場の範囲内に設定する
  • 発送方法は匿名配送がお勧め
  • 売れなかったら値下げする
  • 質問があったらできるだけすぐに答える
  • 値下げ交渉は受けるも断るのも自由
  • 売れたら通知が来る
  • お礼のメッセージを送る
  • 梱包して発送する
  • 発送通知を送る
  • 受け取り通知が来たら評価を返す
  • 売上金を振り込む(ある程度まとめたほうが得)



メルカリはヤフオクみたいにオークションではないので売れやすいです。不用品を売るならメルカリがお勧めです。

頻繁にやり取りをしないといけませんが、そこが楽しめるならフリマアプリのメルカリを利用すると良いでしょう。