Pocket

こんにちは、一時期はK-1やPRIDEなどの格闘技に押されて人気が下火になってしまったプロレスですが、また盛り返してきていますね。

最近になってプロレスファンになった人や、ちょっと興味があるという人も多いのではないでしょうか?

でもプロレスをよく知らない人からこんなことを言われたりします。

プロレスのルールがわからない。

プロレスのルールは新日本プロレスや全日本プロレスのホームページに載っています。

新日本プロレスのルール

全日本プロレスのルール

プロレスのルールは他のスポーツに比べて難しくありません。でもよく聞いてみるとルールがわからないと言うのはルールブックに書いてある内容ではなくて

  • なぜロープに振られて、やられるとわかっているのに戻ってくるのか?
  • なぜ避けようと思えば避けられるのに避けないのか?
  • なぜ反則(凶器攻撃など)が許されるのか?
  • なぜ技をかける前に大げさにアピールをするのか?

などが原因で「ルールがわからない」と言われてしまいました。

スポンサーリンク



プロレスのルールブックにはない暗黙の了解

たしかにルールブックには技を避けてはいけないとは書いてないし、ロープに振られたら帰ってこないといけないとも書いていないですよね。

大げさにアピールしている暇があったら攻撃すればいいって普通思いますし、5カウント以内なら反則OKと言うなら積極的に反則をしたほうがいいですよね。

一般のスポーツと比べたら不合理ですよね。

その理由ですがプロレスと言うのは一般的なスポーツと違って、大筋のストーリーがあって勝敗が事前に決まっているエンターテイメントだからです。

詳しくは下の記事を読んでください。


プロレスはエンターテイメントなので、相手の技を受けるという暗黙の了解があります。

ここがわかっていないと「なぜロープに振られてそのまま戻ってくるのか?」など、先ほど書いたような「?」を感じてしまうんだと思います。

ここでリアルとエンターテイメントの違いの例を紹介します。

ウルトラマンのストーリーって知っていますよね?

毎回怪獣と戦いますが、いつも怪獣の目の前に現れて正々堂々戦います。

でも地球の平和がかかっているわけだから怪獣の正面に現れないで、山の陰に隠れたりしながらこっそり近づいていきなりスペシウム光線で攻撃したらあっさり勝てますよね?

img src=”https://knowledge-x.com/wp-content/uploads/2018/11/b169b2c0edb8dabb23f9442becd9c403_s-300×225.jpg” alt=”” width=”300″ height=”225″ class=”alignnone size-medium wp-image-461″ />

なぜそうしないのかと言うと不意打ちして攻撃すれば、確かに確実に勝てるかもしれませんがそれだと面白くないからです。

実際にそんなウルトラマンだったら人気者にはならなかったでしょう。

リアリティを追求したらそうなるだろうけど、エンターテイメントとしてはどうなの?って話です。


プロレスも同じで相手の技を受けないとなかなか技が決まらなくて面白くないし、ロープに走らないと技のバリエーションが少なくなって面白くなくなるからなんです。

反則をする選手がいたら面白いし技をやる前にアピールしたほうが盛り上がるじゃないですか。

プロレスはエンターテイメントで楽しむものなので、リアリティを求めても面白くないわけです。

スポンサーリンク



基本的なルール



プロレスの基本的なルールを説明します。プロレスには台本があって勝敗が事前に決まっていますがルールがあります。

プロレスはエンターテイメントだということを理解したうえで、プロレスのルールを覚えましょう。

プロレスの戦い方

基本的にはリングの上で戦います。

反則技以外のすべての打撃、投げ技、関節技や絞め技が許されます。 

ロープエスケープと言うシステムがあり技を決められている選手が、ロープをつかめば技をかけている選手は攻撃をやめないといけません。フォールしている場合も離れないといけません。

試合形式

シングルマッチ 1対1での対戦になります。1対1の戦いのためお互いの実力がはっきり出ます。

タッグマッチ 2対2の対戦です。タッグならではの連携技やカットプレーなどの見どころがあります。タッグをメインに活躍するレスラーもいます。

6人タッグマッチ 3対3の対戦になります。地方での興行で行われることが多いです。

ハンディキャップマッチ 2対1の試合や3対1の試合です。巨漢レスラーが若手とハンディキャップマッチをして、その強さを表すために行われることが多いです。

バトルロイヤル 複数の選手が同時に戦います。強いレスラーも複数のレスラーに抑え込まれて簡単に負けてしまうこともあり、誰が残るかわからない楽しさがあります。勝負と言うよりちょっとしたお祭りみたいな感じですね。

試合時間

15分、20分、30分、45分、60分 時間無制限の試合があります。

一本勝負と三本勝負がありますが三本勝負が行われることはめったにありません。昔は1本ずつ取り合って最後、リングアウトや反則で終わるという終わり方をよくしていましたが、今は決着をつけない試合を嫌うためにあまり見られません。

勝敗の決め方

  • フォール 相手の両方肩をマットつけてレフェリーが3回マットをたたくと勝ちになります。
  • ギブアップ 関節技などをかけられた時に口頭でギブアップと言う。もしくは相手やマットをたたいてギブアップの意思表示をしたら負けになります。
  • リングアウト 基本的にはリングの上で勝負しますが場外でも戦うことができます。 場外に出るとカウントが始まり20カウントでリングアウトになります。(全日本プロレスでは10カウントです)
  • 反則負け レフェリーの権限で反則する選手を負けにすることができます。5カウントまでは反則が許されますがあまり悪質な反則は即負けになります。
  • ノックアウト 倒れて10カウントしても立ち上がれないと負けになりますが、普通にフォールした場合3カウントで決まるのでほとんど見られない決まり方です。
  • ノーコンテスト 試合が成立しない状態になった場合はノーコンテストになります。
  • レフェリーストップ レフェリーが危険と判断した場合、試合をストップすることができます。
  • 時間切れ引き分け 時間制限のある試合は時間が来ると引き分けになります。まれに60分戦って引き分けになったりもします。

基本的にフォール ギブアップ で決着がつくことが多いです。ノックアウトやノーコンテストは滅多にありません。最近は反則やリングアウトでの決着もあまりないですね。

昔(アントニオ猪木さんが現役のころ)はリングアウトや反則での決着も多くありましたが最近は、お客さんが消化不良を嫌うため、フォールやギブアップで決着をつけることがほとんどです。時代の流れによって勝敗のつけ方も変わってくるんですね。

反則の種類

主な反則は以下の通りです。

  • 拳での攻撃
  • 首を絞める
  • 噛みつく
  • 目を狙う
  • 椅子や机 その他の凶器攻撃
  • 急所への攻撃
  • ロープエスケープしているのに攻撃する
  • レフェリーへの暴行
  • 試合に関係ない選手の乱入

このうちレフェリーへの暴行と試合に関係ない選手の乱入は即反則負けになることが多いです。

それ以外の反則はレフェリーに注意されます。反則は5カウントまではOKと言われていますが、5カウント数えて負けになるってほとんどありません。

反則をするとレフェリーはカウントを数えますが 「ワン ツー スリー フォー ノーノーノー」 「ワン ツー スリー フォー ノーノーノー」

この繰り返しになることが多かったりします。これをみてなんで5カウント数えて負けにならないの? って思う人もいるかもしれませんがでもそれで終わっちゃったら面白くないじゃないですか。

あくまでもエンターテイメントなので、きっちりルールを守るより面白さが優先されるわけなんです。

基本的に反則をするのは悪役レスラーになります。正統派のレスラーは積極的に反則をすることはありません。ただし相手の反則に怒って凶器を取り上げて凶器攻撃をすることはあります。

階級による対戦のルール



プロレスには階級があります。100キロ以上がヘビー級で100キロ未満がジュニアヘビー級です。ボクシングやアマレスなどにも階級がありますが、プロレスの階級は体重できっちり分かれるものではありません。

ボクシングやアマレスの場合は基本的には同じ階級でしか試合をしません。もし違う階級の選手が対戦するときはどちらかが体重を増やすか減らすかして、同じ階級に合わせないと対戦しませんが、プロレスの場合はヘビーとジュニアヘビー級の選手が試合をすることもよくあります。

それとメインとなるのはヘビー級ですので、体重が100キロ未満でもエース格の選手はヘビー級で試合をすることになります。

ジュニアヘビー級はその下と言う位置づけなので若い選手が中心になっています。獣神サンダーライガー選手のように生涯ジュニアヘビー級で活躍する選手もいますが、基本的にはヘビー級がメインで若手がジュニアヘビー級と言うことが多いです。

ただし若手でも明らかに100キロを超えているとヘビー級で試合をすることになります。

ヘビー級とジュニアヘビー級に分かれていますがプロレスの階級は、きっちり分けられるものではなく割とアバウトなルールになっています。

その他のルール

プロレスには基本的なルール以外にも団体によってさまざまな独自のルールがあります。

デスマッチ

有名なのは金網デスマッチですね。リングの周囲を金網で覆って戦う試合形式ですが昔、国際プロレスのラッシャー木村さんがこの方式でよく戦っていました。

あとは大仁田厚さんのFMWでは、ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチで一躍有名になりましたね。

これ以外にも様々なデスマッチがあります。アイディアの数だけデスマッチはあるのでその都度ルールを覚えるしかありません。

基本的にデスマッチはメジャー団体よりインディーの団体が行うことが多いですね。スター選手が少ないため試合形式で人目を惹くのが目的だと思います。

今はないルール

プロレスのルールには無くなったルールもあります。新日本プロレスには昔フェンスアウトと言うルールがありました。

場外とお客さんを分けるフェンスを越えると即反則負けと言うルールです。決着をつけたくない試合を唐突に終わらせることができる便利なルールですが、あまりにも評判が悪いためこのルールはなくなりました。

今でも昔の新日本プロレスのDVDを見るとたまにフェンスアウトで終わる試合を見ることができます。ちなみに初代タイガーマスクの唯一のシングルでの負けはこのフェンスアウト負けです。

WWEのルール

衛星放送で見ることができるのでアメリカのプロレス団体WWEも人気がありますね。基本的なルールは日本と変わりませんが日本にはないルールでWWEで頻繁にみられる光景があります。

それは絞め技を受けている選手の腕をレフェリーが挙げる行為です。

絞め技を受けている選手の腕を挙げてその手が落ちると1カウント それを3回繰り返して3回落ちると意識がないとみなされて負けになります。

ただ今まで僕が見た限り腕が3回落ちて負けになった試合はありません。

1回腕が落ちる 2回腕が落ちる 3回で腕が止まって反撃するといういわばお約束です。WWEで盛り上がる場面なので覚えておきましょう。

まとめ



いかがでしたでしょうか?プロレスのルールはわかりましたか?

プロレスはエンターテイメントで一般的なスポーツと違います。試合を面白くするために相手の技を受けたりロープに振られたら走ったり大きなリアクションをします。

いろいろ細かいルールもあったりしますが覚えるルールは 3カウントフォール・ギブアップ・リングアウト・ロープエスケープ・反則技 これだけで大丈夫です。

きっちりとしたスポーツではなくてエンターテイメントなのであまり深く考えずに子どものように純粋にプロレスを楽しむのが正しい見方です。

スポンサーリンク