
「努力は人を裏切らない」何かで成功した人の口からよく出る言葉です。
意味は努力したら必ず結果が出るという意味です。
そんなの嘘だよ。努力しても結果が出ないことってよくあるよ。「努力は人を裏切る」が正解だ。
そういう意見もあったりします。
果たして「努力は人を裏切らない」「努力は人を裏切る」どちらが正解なんでしょうか?
いろいろ考察してみました。
「努力は人を裏切らない」は正しいのか?
私としては全く間違っているとは言いませんが、必ずしも正しいとも言えないと思いますね。
私自身は努力して結果が出たこともあれば、努力しても結果が出なかったこともあります。
それはあなたも同じだと思います。どんな人でも努力しても結果が出ないことはあるし、努力して結果が出たことってあると思います。
ある程度予測出る
努力して努力したら結果が出るかどうかは、ある程度予測ができます。
例えば車の免許を取る。
多少時間がかかっても努力すれば大抵の人は免許は取れると思います。
ただしこれが歌手やスポーツ選手だとしたらどうでしょうか?
歌手やスポーツ選手は成れる人数は決まっています。
成りたいと思っている人の数より、成れる人の数が圧倒的に少ないわけです。
そして、成れるかどうかは本人次第です。
みんな努力します。その中で活躍できないと成れないわけです。
歌手やスポーツ選手は努力しないと成れませんが、才能の部分が大きかったりします。
物事には難易度ってあったりします。難易度と自分の才能を事前に把握しておくことが大切です。
あるプロレスラーの話
アメリカの超人気プロレスラーの話です。
その人は若い頃、歌手を目指していました。
家でヘッドフォンをしながら気持ちよく歌っていると、突然兄に頭を殴られました。
「何をするんだ」と兄に怒ると、兄は「自分の歌を聞いてみろ」
実際に録音した自分の歌を聞いてみたら。「これはひどい。こんなのが歌手になれるわけがない」と気づいて歌手の夢をあきらめたそうです。
歌手を目指しているけどひどい音痴。致命的な欠陥ですよね。
恐らくいくら努力しても歌手になるのは不可能だったでしょう。
ここまで極端な話でなくても、向いていないことを努力してもなかなか結果が出ません。
100%予測することはできない
難易度と自分の才能を考えるとある程度予想することができます。
ただし100%予想することはできません。
スポーツでもあまり期待されないで入ってきた人が、長い下積みのあとすごく活躍するってこともあったりします。
可能性があるなら努力してみるのは無駄ではありません。
努力の方向性が大事
努力したからと言って必ず結果が出るとは限りません。
ただ努力しないと結果って出なかったりします。
少しでも可能性があるなら努力することって大切です。
ただし努力の方向性を間違えるとうまくいきません。
例えばプロ野球選手になろうと思ってサッカーの練習をしても意味がないのと同じです。
そこまで極端ではなくても、こういうことってありがちです。
昔のスキー選手の話
今からかなり昔の話です、あるスキーのオリンピック選手たちの話で、その国の選手たちは滑った後にリフトを使わずに自分の足で歩いて登っていたそうです。
理由は「リフトなんて乗ったら足腰が弱くなる」だそうです。
結果どうなったのかと言うと、全然ダメな結果に終わったそうです。
歩いたほうが確かに足腰の強化にはなるでしょう。でもスキーの場合はすべるテクニックを磨く方が重要なわけです。
歩いて登って足腰を鍛えるより、数多く滑ったほうがスキーは上達します。
他の国よりも、歩いて登った分大変だったと思います。ただ努力の仕方が間違っていたから結果が出ませんでした。
努力するにしても努力の仕方って大切だったりします。
信じることが大事
こうなりたい。そう思って努力してもこれでいいんだろうか?
うまくいくかどうか疑心暗鬼で努力してもなかなか結果が出ません。
気持ちに迷いがあったら、努力もできないからです。
やるべきことを決めたら「努力は人を裏切らない」そう信じて努力しましょう。
一度決めたら信じてやり抜くことが結果を出すことができます。
夢を見るのはいけないことなのか?
「プロ野球選手を目指して努力してもほとんどの人がプロ野球選手になれない」
まあ事実だと思います。
「だから子供たちに努力は人を裏切らないなんて教えるのはやめて、現実を教えるべきだ」
そういう意見を聞くことがあります。
私としては結果が出ないからと言って無駄とは限らないと思います。
例えば甲子園を目指して野球をやる。プロを目指して野球をやる。
でもほとんどの人の夢がかなわないのが現実です。
じゃあ全く無駄だったかと言うとそうではないですよね。
野球をやっていて辛いこともあったけど、楽しいこともあったでしょう。
プロ野球選手を目指して努力したから、得られたものもあるはずです。
それにプロ野球選手には慣れなくても、体力が付いたり友達ができたり草野球では活躍できるかもしれません。
そうなると努力して目標はかなわなくても全く無駄だったとは言えないですよね。
実際にプロ野球選手を目指して子供の頃、野球をやっていた人は多いと思います。
努力したけどプロ野球選手になれなかった。野球なんてやるんじゃなかった。無駄な努力をして後悔の日々を送っている。
そんな人っていないと思います。
これがもし最初から努力しても甲子園にはでれない。プロ野球選手にも成れない。
そう思っていたら努力もできなかったでしょう。
ただし野球は全然好きでないけど、プロ野球選手になってお金持ちになりたい。
こういう夢がかなわないと全く意味がないという場合は、努力するのはやめておいた方がいいでしょう。
普通の人がお金持ちになるならプロ野球選手よりもっと効率のいい方法を選んだほうが無難です。
現実には努力は人を裏切らないというわけではありませんが、夢を見て努力することは無駄とは限りません。
まとめ
- 努力は人を裏切らないは必ずしも正解ではない
- 難易度と自分の才能を考えてある程度予測する
- ただし100%の予測はできない
- 決めたことは「努力は人を裏切らない」そう信じて実践する
- 努力の方向性が大事
- 努力して結果が出なくても、無駄でないこともある
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