ネコポスのメリットとデメリット
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ヤフオクで売れたときにいろいろは発送方法があります。ちょっと前にできた発送方法がヤフネコ!のネコポスです。

今回はネコポスの特徴と他の発送方法との比較、メリットとデメリットをお伝えします。

ネコポスの特徴

サイズの制限と送料

ネコポスの送れるサイズは31.2㎝×22.8㎝、厚さ2.5㎝以内、重さ1キロ以内です。

送料は出品者負担で195円 落札者負担で225円になります。

補償は3000円まで

紛失や破損などの配送事故があった場合は3000円の補償があります。3000円までとは言え225円の発送料金で補償があるのはかなりお得ですね。

発送場所はコンビニかヤマト運輸

ネコポスは集荷はしてくれません。発送はコンビニかヤマト運輸で発送可能です。切手を貼ってポストに投函と言うわけにはいかないのでちょっと面倒です。

配達方法

手渡しではなくて自宅のポストに投函されます。わざわざ受け取らなくていいというメリットもありますが、間違った家に届いてしまったり、盗まれたりするリスクもあります。

追跡

お問い合わせ番号で現在どこにあるのか調べることができます。

匿名発送と営業所止が可能

匿名発送なので相手に住所を知られたくない物に最適です。営業所止めも可能なので家族に知られたくないものを受け取るのにも便利です。ただしコンビニでの受け取りはできません。

発送通知が自動

発送通知を送らなくても自動で発送通知が送られます。ちょっとした手間が無くなるのは便利ですね。

ネコポスの梱包方法

ネコポスは厚さが2.5㎝まです。かなり薄い物しか発送できません。

ここでは、DVDを梱包してみましょう。

用意する物

セロハンテープ、テープカッター、ガムテープ、封筒、鉛筆(複数発送する場合)

ビニール袋に入れてセロテープで止めます。

ぷちぷちで包みます。数多く発送するなら最初から袋状になっているぷちぷちを買っておくと楽です。

テープで止めます。

封筒に入れてガムテープで止めます。

2個以上発送する場合は、間違えないように鉛筆で印をつけておきましょう。

ダンボール箱に入れる場合は楽天で購入すると良いでしょう。

ダンボール箱に入れる場合は、本だったらぷちぷちは省略しても構いません。中で動かないように新聞紙を詰めましょう。

ネコポスの発送方法

ネコポスを利用するためには出品するときにネコポスを選択できるようにしておきましょう。

出品者負担と落札者負担とで多少料金が違います。

落札されて落札者から支払いがあったら二次元バーコードを発行しましょう。

スマホがあればスマホで二次元バーコードを表示して読み取りましょう。

スマホがなかった場合

スマホがない場合は二次元バーコードをパソコンで印刷して持っていきましょう。

プリンターもなかった場合

プリンターもなかった場合は、QRコード生成時に発行された受付番号をネコピットに入力しましょう。

ヤマトの店舗の場合はネコピット、コンビニだったらコンビニの端末を操作して送り状を発行しましょう。

コンビニの場合は配送サービスのボタンから操作します。

送り状と発送するものを渡したら、送り状と送り主控を渡してもらえます。

自分で専用の袋に入れて、送り状を入れた封筒を荷物に張り付けて渡しましょう。

(送り状を入れるのも、封筒に張り付けるのも間違い防止のために自分でやることになっています)

ネコポスのメリットとデメリット


ネコポスにはメリットとデメリットがあります。どんなメリットがあってどんなデメリットがあるのか見てみましょう。

ネコポスは匿名発送

ネコポスは匿名発送です。

匿名にできると言うより匿名でしか発送できません。匿名発送は相手に住所を知られないで済むという利点もありますが、難点もあります。

匿名発送の難点は、相手の住所がわからないためにトラブルになった時に困ります。たとえばいい加減な出品者で送った物に大きな問題があった。

こんな場合に相手がヤフオクを辞めてしまったら、相手と連絡を取る手段が無くなります。出品者としてはクレーマーと付き合わなくていいメリットがありますが、問題のある出品者だった場合は落札者としては困りますよね。

このことから出品者としても匿名発送のみを選択している場合、落札者から敬遠されるリスクもあります。特に評価の少ない人は敬遠されることが多くなるでしょう。

発送が面倒

発送したことがある人はわかると思いますが、ヤフネコの発送方法はちょっと面倒です。慣れればそれほどでもないと思うかもしれませんが、やはり時間がかかります。

特に数が2つ以上になるとだいぶ面倒になります。たとえばクリックポストやレターパックライトだったら、梱包して送り先を間違わないにように住所を張り付けて、あとはポストに投函するだけです。

レターパックプラスの場合は集荷や窓口に出すことになりますが、ただ渡すだけで終わります。

これがヤフネコの場合はどうなるかと言うと、上に書いた手順を一つ一つやらないといけません。貼り付けるときも自分でその場で張り付けなければいけないので、後ろに人がいたりしたら結構焦ります。それにうっかり張り間違えたら大変ですからね。

ヤフネコは複数一度に発送するのには、向いていません。

何を発送するのに向いているか?


ネコポスのサイズは31.2㎝×22.8㎝で厚さ2.5㎝まで重さ1キロまです。

厚さ2.5㎝なので発送できるものは、限られることがわかると思います。

発送できる物の例は以下の物になります

  • DVD(ケース)が1枚まで
  • CD(ケース)が2枚まで
  • 2.5㎝以内の本
  • その他の2.5㎝以内の厚さで壊れにくい物

あまり厚いものは発送できません。それに厚さが薄い物しか発送できないので、壊れやすい物の発送には向いていません。

他の発送方法との比較


金額で言えばCDが1枚なら重さが100g以下なので定形外郵便が一番安く発送できます。

DVDが1枚や2.5㎝以下の本ならクリックポスト185円、スマートレター180円、ゆうメール180円のほうが安く発送できます。

ただし上記の物は補償のある発送方法ではありません。ヤフネコなら3000円まで補償があります。

補償をとるか?送料をとるかの選択になります。

郵便事故って滅多にないので価格の安い物(1000円以下)だったら送料が安いほうがいいという考え方もあります。

価格が3000円位だったらちょっと送料が高くても、補償のあるヤフネコを選択したほうがいいでしょう。

大きさがオーバーした場合は何で送ればいい?


大きさがオーバーする場合は、大体が厚さが原因で送れないことが多いと思います。金額の安い発送方法の厚さ制限をまとめてみました。

  • スマートレター(180円) 厚さ2㎝
  • ゆうメール500g以内(300円) 厚さ3㎝
  • クリックポスト(185円) 厚さ3㎝
  • 定形外郵便 規格内 (380円)厚さ3㎝
  • 定形外郵便 規格外 500g以内 (500円)厚さ制限なし
  • ゆうパケット(おてがる版)(210円)厚さ3㎝
  • レターパックライト (360円) 厚さ 3㎝
  • レターパックプラス (510円)厚さ制限なし
  • ヤフネコ!宅急便コンパクト専用BOX 出品者負担(380円)厚さ5cm(落札者負担の場合は444円~地域によって変わる)

ちょっとだけ厚い場合で3㎝に収まるならゆうメール、クリックポスト、定形外郵便規格内、ゆうパケット(おてがる版)、レターパックライトでの発送が可能です。

(定形外郵便とゆうメールは重さで料金が変わるため重さは500g以内に設定しました)

金額的に一番安いのは、クリックポストが最安値になります。ただしクリックポストは補償がありません。

補償がある発送方法としては、ヤフネコ!宅急便コンパクト専用BOXの送料出品者負担を選ぶのが一番安く発送できます。

匿名発送にこだわるならゆうパケット(おてがる版)の発送方法が一番安く発送可能です。

厚さが3㎝を超えて5cm以内くらいの場合はレターパックプラス(510円)かヤフネコ!宅急便コンパクト専用BOXでの発送になります。

ただし補償があって匿名発送になるのはヤフネコ!宅急便コンパクト専用BOXになります。

まとめ


ネコポスの送れるサイズは31.2㎝×22.8㎝、厚さ2.5㎝以内、重さ1キロ以内です。

送料は出品者負担で195円 落札者負担で225円になります。

必ず匿名での発送になります。

3000円まで補償があります。

デメリットとしては、必ず匿名になることと厚さの規定が2.5㎝であまり厚いものは発送できません。

一番大きなデメリットは発送に手間がかかります。一度に複数送るのには向いていません。

メリットとデメリットがありますが、この価格帯の送料で補償(3000円まで)のあるものは他にありません。