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12月ごろになって寒くなると天気予報では冬将軍到来とか冬将軍がしばらく居座るとかよく聞きますね。そもそも冬将軍って何なんでしょうか?冬将軍にモデルがいたと言うのはホントなのか?調べてみました。

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冬将軍の意味は何?


冬将軍ってよく天気予報で聞きますが実は気象用語ではありません。あくまでわかりやすくするために冬の寒波を冬将軍と表現しているようです。

冬将軍とは日本の場合は冬季に周期的に南下する北極気団(シベリア寒気団)によってもたらされる強い寒さのことを言います。冬将軍がやってくると寒さだけでなく日本海側では大雪が降って太平洋側では乾燥した強い北西風が吹きます。

北極気団(シベリア寒気団)がやってくることを冬将軍がやってくる。北極気団(シベリア寒気団)が長い間いることを冬将軍が居座るといいます。

北極気団(シベリア寒気団)のことを擬人化して表現しているんですね。

まあ確かに 北極気団(シベリア寒気団)がやってきます。よりも冬将軍がやってきます。のほうがわかりやすいですよね。何事も擬人化するとイメージがしやすいと言うのはありますよね。昔はゆるキャラはなんて言葉はありませんが、冬将軍は言葉のゆるキャラみたいのものでしょうか。

冬将軍がやってくると聞いたら雪の降る地域だったら雪対策の準備をしようとか太平洋側だったら寒いから厚着して出かけようとか思いますよね。

冬将軍のモデルは誰?

冬将軍のモデルはロシアの司令官アレクセイ・ミハエルヴィチ・フユシコフです。

もともとはナポレオンがロシアに遠征して、冬の寒さに破れて帰ったことに由来します。

ナポレオンは当時ヨーロッパを征服したりして無敵の強さを誇っていました。1812年にナポレオンはロシアと戦争をはじめます。27万のフランス軍そして同盟軍からの援軍合計60万の大軍でロシアに攻め込みます。

60万の大軍そしてナポレオンは当時無敵の強さです。まともに戦ったら勝ち目がないと思ったロシアの司令官は広いロシアの領土をうまく利用して全面対決を避けフランス軍が進行する場所の物資や食料をすべて焼いてしまう作戦にでます。飢えと寒さに苦しむナポレオン率いる軍隊は脱落者が続出してしまいついに撤退することになりました。

冬が寒すぎるって住むのに不便だし作物も育ちづらいと思うのですが、悪いことばかりではないんですね。

この時 皇帝ナポレオンを苦しめた冬の寒さのことを冬将軍(general frost)と新聞が表現したことから冬将軍と言う言葉ができました。

冬将軍は英語では霜将軍冬将軍は外国では霜将軍(general frost)といいます。

日本語に訳した時に霜将軍ではなく冬将軍にしたそうです。この変更はいい変更だと思いますね。霜将軍(しもしょうぐん)だとなんか発音したときに下ネタばかり言う将軍みたいでイメージが変になるかもしれません。

冬将軍のほうがわかりやすくていいですよね。もしそのまま霜将軍だったらあまり広まらなかったのかもしれません。訳した人グッドジョブです。

ちなみにアメリカでは冬に寒波が来た時に冬将軍(general frost)が来た。とはあまり言わないそうです。ハリケーンとかには名前を付けるのになんか意外ですね。

まとめ


冬将軍とは日本では北極気団(シベリア寒気団)を擬人化したもの皇帝ナポレオンが冬の寒さに敗れたためその寒さのことを擬人化して冬将軍にした。

その冬の寒さをうまく利用してナポレオンを撃退したロシアの司令官アレクセイ・ミハエルヴィチ・フユシコフが冬将軍のモデルともいわれます。

もともとは霜将軍(general frost)だったのですが日本語に訳すときに霜将軍(general frost)から冬将軍に変更しました。

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