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「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉聞いたことがあるでしょうか?

俳句ともことわざともとれる言葉ですが今回はその意味や作者は誰なのか?

現代社会でもあてはまるのかなどいろいろ考察してみました。

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どんな意味なの?


一般的に言われているのが地位が高くて偉い人ほど腰が低いと言われています

稲穂ってわかりますよね?田んぼに植えてあるお米の元です。田んぼに植えてある稲穂が成長して、実が大きくなると重くなり垂れてきてそれが頭を下げているように見えることから偉くなればなるほど頭を下げている人間に例えているんですね。

俳句なの?ことわざなの?


これを俳句という人もいるし、俳句ではなくことわざだという人もいます。これって俳句なんでしょうか?それともことわざなんでしょうか?いったいどっちなんでしょうか?

俳句とことわざの違いを見てみましょう。

ことわざとは

昔から言い伝えられた風刺 教訓などを含んだ短句。

比喩をもって人を戒めたものが多い

出典:コトバンク

対して俳句とは

5・7・5の 17音の短詩形の文学

「季語」と呼ばれる季節を表す言葉を含まなければならないというルールがあります。

出典:コトバンク

これを基準に考えるとことわざの定義にも当てはまっているし、5・7・5になっていて季語も入っていることから俳句にも当てはまっています。

ことわざでもあり俳句でもあるといっても間違いではないのかもしれません。

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誰が作ったの?


これだけ有名な言葉なんですが実は作者不明なんです。誰が作ったのかわからないって不思議ですね。

昔の無名な人が作ったのでしょうか?それとも有名な人が作ったけど、誰が作ったのか忘れられてしまったのでしょうか?

こんな有名になる言葉を言ったのに、自分の名前が歴史に残らないってこの言葉を言った人はちょっとかわいそうですね。

作者不明のため意味は人それぞれ解釈が違う


意味は地位が高くて偉い人ほど腰が低いと最初に書きましたが、作者が不明のためどんなつもりでこの言葉を言ったのかも不明です。

良く実った稲穂が垂れている様子を見て、偉い人が頭を下げている様子とかけ合わせていることは間違いないのですが、その解釈は人によってさまざまなようです

偉い人ほど謙虚で偉ぶらないとも取れますし、実際には偉くなると横柄で偉そうにしている人が多いから偉くなっても良く実った稲穂のように頭を下げることを忘れてはいけない。偉くなるほど謙虚でいないといけないという戒めとしての言葉とも取れます

ちょっと前に聞いた話で明治時代の人で誰だか忘れましたがこんな話があります。偉そうな態度で道を聞いたら偉い人だと思われて丁寧に返事をされた。こんどは丁寧に道を聞いたら身分が低いと思われて雑に返事をされた。実るほど頭を垂れる稲穂かな もかなり古い時代のものですからたぶん 偉い人って偉そうな態度をとる人が多かったんだと思います。

だから戒めの意味が正解なんじゃないかなって僕は思いますね。

また別の見方としては頭の下げられる謙虚で、腰の低い人が出世できるともとることもできます。

現代ではどうなの?実例は?


昔みたいに生まれ付きの身分制度はなくなりましたが、やっぱり会社とか地位の高い人と低い人っていますよね。地位の高い人って謙虚でしょうか?

たとえば有名人で言えば演出家とか映画監督って偉そうな人多いですよね。まあ実際にそれだけの実績があるので誰も批判しませんけど・・・

もし「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のような謙虚な人だったらどうでしょうか?他の人に妥協しすぎていい作品を作れないかもしれませんね。

会社でもあまり謙虚に人の話を聞きすぎると、リーダーシップが取れなくて自分の思い通りにできなくて失敗する例もあります。

ただ偉くなっても謙虚に人の話を聞いて成功した事例もあったりしますし、横柄な態度が嫌われて人から支持されなくて失脚してしまったりすることもあります。

アップルのスティーブ・ジョブズさんは「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とは真逆の人間ですが成功していますね。

いろいろなエピソードがありますが中でも有名なのがiPodの開発の時スティーブ・ジョブズさんは開発者に徹底的な小型化を求めました。一生懸命作った試作機を見せたところその試作機を水槽に入れて試作機からブクブクと空気が漏れるのを見て

「この空気の分 薄くしろ」と命令したそうです。

相手を思いやる気持ちがあったらこんなことはできませんよね。でも この結果 iPodはさらに薄くなって使いやすくなったのでこの行動は開発者にとっては厳しいものですが会社としてはプラスになりました。

ただこんなことが許されるのはそれだけの才能と今までの実績があってのことだと思います。凡人が真似をしても嫌われるだけなのでやめましょう。

まとめ


「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の意味は稲の穂が実ほど頭を下げているように見えることから偉い人ほど謙虚で頭が低い。

もしくは偉くなっても謙虚でいるべきだ。と言う戒めの意味。

作者は不明なので本当のところはわかりません。

偉くなると多少傲慢な態度をとっても許されます。ただ見ていて気分のいいものではないですよね。無駄に偉そうな態度をとると嫌われます。リーダーシップと謙虚さそのバランスが大切なんじゃないかなって思いますね。

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